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認知症フレンドリージャパン・マガジン

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認知症にかかわるさまざまな活動を掲載していくマガジンです。
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#対話

対話の要件

対話が生まれる要件とはなんだろうか。ひとつには、パターン・ランゲージ「対話のことば」で記述されたような心的態度を参加者のそれぞれが意図的に実践することだろう。 ふたつめの要件は参加者の動機だろう。もちろん、その動機は参加する人ごとに異なる。明示的かもしれないし、曖昧かもしれない。必要性かもしれない、期待かもしれない。 いずれにせよ、その場にいるという事実は、参加者による関与・寄与の間接的な意思表明となる。対話という文脈でいえば、何かを話したいという気持ち、聴きたいと思って

当事者による対話

DFJS2020で8月29日(土)13:00-14:20に行ったセッション『当事者による対話:やさしいって何?』の記録動画を下記のpeatixサイト経由で視聴可能としました。 DFJS2020に参加されていない方には、1口500円として1口~6口で対価を選んでくださいとお願いしています。上記からの申込み対価はpeatix手数料を除き、全額を対談をされた4人で分配する予定です。 DFJS2020にご参加いただいたみなさんは既に3000円の参加費を頂いていますから『割引コード

対話で生まれる多様な気づき

2020年8月18日の午後、熊本県下の高等学校31校をオンラインで結ぶ、熊本県高等学校家庭クラブ連盟が主催する2020年度第57回指導者養成講座が行われました。 テーマは「対話で生まれる多様な気づき」。「旅のことば」というカードを使いながら対話のセッションをオンラインで実施しようという企画です。 熊本県には分校を含め82の高等学校がありますから、新型コロナの状況下で、熊本県下の高校全体の約40%をオンラインで接続し、対話のセッションを実施するという、とても実験的でチャレン