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自分を認められない病、終。

上手く書けるかわからないけど…。

わたしには世界がとてもまぶしく。

周りの人が一生懸命生きている姿が光として認知されて、いつも圧倒されて立ちすくみ、上手く立ち回れないことが多かったです。

怒りや悲しみや、喜びや歓声や。

悪意や善意や、どんなものも生命のエネルギーであり、それはいつも目いっぱい降り注がれ、感じ取るのが精いっぱいで、受け取れたと思いきや更新されるので、人と会えば、受け取ることにいつも忙しかったです。

感じることが津波のように押し寄せてくるので、溺れるようでした。

いつも心には風が吹き荒れてうるさく、どこにいても居場所がないと感じ。

わたしだけが場違いに思え、大げさに書けば、ユダのように。

いつもその場からいつ離れようかと、そのことばかりを考えていました。

ちょっと変わったちはるさんでいれば、ある程度人と距離を置いて接することができる。元々の資質もあるかもしれませんが、これはわたしにとって防衛だったと今は思います。

人と違うことをしたがったのは、自分が特別でありたいからだと思っていて、またそれで自分を責めてましたが、実際は、他人と距離をとって刺激から身を守るためでもあったんでしょう。

でもそれば「すべて自分のせいにすれば、八方丸く収まる」という間違った学習の末であったということが、今ではわかります。

自分を認められないのは…何事も自分が悪いと思うのは。不出来で不細工な人間だと思うのは。そう結論付けたのは、自分自身なのです。

自分のせいにしていると、どちらに責任があるのかと、他人と自分を天秤にばかりかけ続けていました。

劣等感で胸がいっぱいで。

しかしそれは、不自然な生き方であり、絶対に間違いなのです。

間違った不自然な意識は、それを自然に改められるまで、それまでとは異なった結果を生みだせるまで、同じことが何度も繰り返されます。

自然の法則のとおり、0に戻そうという働きが起こるのです。

だから何度も、何度も、その機会は訪れて、でもどうしても自分が悪いという考えから抜け出せず自分を責めてばかりいて。

それでも今回、生誕劇を通して初めて、わたしは、人々の中に見ていたまぶしいほどの光が自分の中にもあるんだ、ということに気づいたんです。

ほんまにそれは盲点というか、灯台下暗しというか、周りの光に圧倒されて、私は本当に生まれてこの方、気づけずにいたのです。

わたしも光っている、ということに。

生きている限り、すべては光を発している、ということに。

そのうちの中に自分もいる、ということに。

異なった結果とは、わたしの場合は「もう自分のせいにして全てから逃げるのはごめんだ」でした。

その認識を改められるのは自分だけです。

己のために厳しく書きますが、他者と自己を分離する姿勢は、いかに犠牲的で偽善的であっても、我欲から生まれているのです。

これは、自己責任論とはまったく異なったもので、どう伝えたらいいのかわからないのですが、生きている限り、みな同じく輝いているのだから、全体の調和のためには、自分で自分を大切にすることがまず第一だということです。

自分のせいにするというのは、調和とは全く逆の姿勢なのです。

私は気づけなかったのです。自分のせいにすることが、自分を生きづらくさせる全てのきっかけだったということに。

自己犠牲は愛ではないのです。

しかし愛とは、普遍であり、全てであり、自然であるために、違和感から人が気付けるように、正す機会が訪れるのです。

それは必然です。

自分の中にそれは眩しいほどの光があるんだと気づけたのは、新しい扉を開いた瞬間でした。

漫画版のナウシカもそういえばそんなこと言ってたよ。

敏感すぎて生きづらい自分を認めればいい。

それは自分が悪いのではなくて個性ですから。

ただそれだけのことができなくて、本当に遠回りをしてきました。


上手く書けたのかな~。

生誕劇の間中、わたしは幕外でずっと歌っていました。みんなのセリフが歌のように輝いて、天から降り注がれてくるようだったからです。

星の歌い手の女の子と一緒に踊ってました。

歓びで一杯でした。

でもその歓喜が一体なんなのか。幕が終わった後は何だかわからず、終われば習慣のごとく落ち込み、よくわからず混乱して泣いては泣いては泣き暮れてた年末年始。

でも落ち着いて書き切って、今感じることは、生きている限り光り輝いているということです。

私とあなたは同じ生命であるということです。

2019年、また今までのように自分を責めがちになったときは、自分の胸の中が光って、消すことはできないんだと言ってるナウシカの一コマを思い出して方向転換しようと思います。

自分責めがちな時、大体疲れてるとき。だから休もう。

読んでいただいてありがとうございました。

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