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ドナウ姉妹の次走決定

歓喜のドナウ姉妹連勝からもうすぐ1カ月。
以前の記事の答え合わせというか。

【ドナウデルタ】
予想通りターコイズSを目標にすることが決まった。
牝馬限定のハンデG3、いまのデルタの実力を試すには妥当な線だと思う。

ここでマイル適正と重賞で戦っていける実力を示すことができたなら、
来年はヴィクトリアマイルを大目標に据えたローテを組むことになるだろう。
願わくば母に続いて重賞ウィナーになってほしいし、
母が果たせなかったG1制覇の夢を目指せる馬になってほしい。

もし厳しい結果になったとしても、改めて距離を短縮する道だってある。
1400に戻すなら京都牝馬Sの母娘制覇に再チャレンジすることになるだろうし、
妹エレンのように思い切ってスプリント路線をためしてみるのも良いと思う。
いずれにせよ前走を勝ったことでオープンで戦える能力があることははっきりしたし、
デルタは来年に向けて明るい展望を持っていられる。

【ドナウエレン】
姉と違って予想外のレース選択になった。

次走は福島2歳ステークス。芝1200メートルのオープン特別に決まった。
初勝利に3戦を要したとはいえ非常にいい勝ちっぷりだったので、
てっきり将来を見据えて自己条件で距離延長を試すと思っていた。
だが、陣営は引き続き短距離を使うことを選択した。

2度続けて1200mを使えば、馬も適応して短距離馬として育っていく可能性が高まるだろう。
個人的には出資馬でクラシックに出たことがないので、
春までは桜花賞を目指してほしかったのだが…

とはいえ個人的な思いを別にすれば、
早い時期から馬の適性にあったレースを選ぶのは悪いことではない。
というより馬の将来を考えたらプラスかもしれない。
厩舎や牧場が、前走でスプリンターとしての資質を評価してくれたのだと思う。
丹下氏(クラブ会報)や棟広氏(youtube番組)など専門家も、
短距離なら上のクラスでも期待できるみたいなこと言ってくれていたし。

理想を言えば短距離戦線でいまのうちに賞金を上積みして、
来春はフィリーズレビュー→桜花賞ってローテを歩んでくれれば。
桜花賞後にスプリント戦線に舞い戻っても全然遅くはないでしょ。


なお、添付の画像は姉妹が連勝した翌日のスポーツ報知。
2頭の記事を並べて掲載してくれていて、とても良い記念になった。
ドナウ姉妹にはもっともっと良い思い出を増やしてもらいたい。

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