高原町、狭野(さの)神社の参道は長い。永遠に同じ道が続く世界に迷い込んだかと疑ってしまうほどに。だからこそ、この短い橋を渡ることに重みが出てくる。この地で生まれ、狭野尊と呼ばれた神武天皇が日向から舟を出したのは意外にも45歳。歩んできた長さの分、次の扉は重いが意義がある。
画像1

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?