【遺産相続時の注意点】




『相続する』
ということは、その資産を稼いだ時に発生した両親の苦労やネガティヴな感情、さらにその資産を築くために関わった全ての人達のネガティヴな感情も一緒に受け取るということになります。


それらのお金を効率良く使うことで、ネガティヴな出来事を回避できる可能性がありますが
「相続税」という仕組みはネガティヴな感情からの出来事を相殺させるために最も効率の良い仕組みでしょう。
日本の相続税は、「累進課税制度」という相続する資産の価値に応じてその税率が高く設定されている仕組みを採用していますが、これは必然の仕組みだと言えます。
よって、カルマの法則から考えると、被相続人の意思ではなく相続人の強い意志で相続税対策を無理にすることはリスクが高いと考えられます。

また、未来的に遺産相続をする立場の人は「現在どこかで相続分の支払いをさせられている」と考えることもできます。
これは、相続以前に「努力」「消耗」「経験」「リスク」「不自由」「退屈」「消費」などを日常の出来事として体験させられているということです。
つまり、遺産相続の支払い分、能力が発揮できないためお金を稼ぎづらかったり、病気や事故、詐欺や人間関係のトラブルなどお金がでていくような出来事が次々と起こる場合があるということです。

相続が「争族」になるのはこれらのカルマが関係していると考えられます。
どんなに家族が仲が良くても、良くも悪くもない関係性でも、
相続をきっかけに絶縁になることは珍しくありませんし
私自身もその経験をした1人です。
また、相続だけでなく、親の介護(特に認知症)時も同じことが考えられます。


そうならないための対策は多く考えられますが
相続発生前から相続のカルマは発生しているということと相続税の本来の役割を知っておくだけでも
非常に有益だと思います。


それでは今日はここまで🤗
今日も素敵な1日を☆


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