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「損切丸」ー「クライシス(危機)」編

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数年に一度マーケットを襲うクライシス(危機)。「損切丸」が実際に経験したことをベースに市場動向や分析をまとめた note。
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2020年6月の記事一覧

不可解な倒産と「消えたお金」。 ー 法律事務所(日)で▼51億円、オンライン決済会…

 4月以降の株価の急反発ですっかり影を潜めていた「信用リスク」。しかしウィルス同様、消え…

損切丸
4年前
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「ユニクロ柳井氏、京大・本庶氏、山中氏の医療研究に100億円寄付を即決」に思うこと…

 「コロナは100年に一度の危機。今から必ずスタグフレーション(景気悪化とインフレの同時進行…

損切丸
4年前
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日本の資金繰り研究 @2020.6.20。- 「政府預金」と「その他預金」。

 日銀のバランスシートについて@6.20時点では残念ながら(笑)大きな変化はなかった。ほぼ予…

損切丸
4年前
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市場が「静止」した日 ー 2020年後半マーケットのファクターXは「金利」。

 2020年は予想外にかなりの変動に見舞われたが、「暴走列車」もようやく速度が落ちてきた。欧…

損切丸
4年前
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中国の資金繰り研究 - 「寄せ集め」データからの類推。

 中国の中央銀行に当たる「中国人民銀行」が6/23に香港で100億元(約1,500億円)の6カ月物人…

損切丸
4年前
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日本の資金繰り研究 @2020.6.10。- 遂に預金の取り崩しが始まったのか?

 昨日(6/11)NYダウが▼1861.82(▼6.9%)急落した。前稿で「過剰流動性」と「フリーランチ…

損切丸
4年前
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「過剰流動性」の行方 ー 「株式」←→「国債」の動きから読み解く。

 5月 米CPI(前年比) +0.1% 予想 ▼0.8% 前月 +0.3%  5月の米消費者物価(CPI)は▼0.8%という”極端な”予想を上回って前年比+0.1%だった。まあこれでも物価が下落傾向にあることに違いはない。  これをきっかけに米国債市場が久しぶりに大きく動いた。10年金利は@0.82%→@0.72%と▼0.10%低下し、米国債市場は大きく上昇。為替市場ではドル円が売られるなどドル売りで反応した。  ところが1つ市場には誤解がある。実は米国債金利は「上昇」

「鉄壁の株式市場」に立ちはだかる”伏兵”「金利上昇」。

 昨日(6/4)ECBが追加の量的金融緩和策を発表した。金額は6,000億ユーロで市場予想(5,000億…

損切丸
4年前
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「リブラ」vs「デジタル人民元」再び。- 香港の「ドル・ペッグ制度」巡って

 「損切丸」で「デジタル通貨」を取り上げるのは2.22以来。*すっかり形を潜めていたが、ここ…

損切丸
4年前
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日本の資金繰り研究 補足 @2020.5.31。- 「コロナ後の断裂」の行方。

 5月末の日銀のバランスシート速報。↓  今のところ「預金大好き」日本に変化はなく現金を…

損切丸
4年前
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機能を停止した「金利市場」 vs 「槍が降っても上昇する株式市場」。

 標題に添付したのは米国債10年までのイールドカーブ。株価が急落した3月23日と6月1日を比較…

損切丸
4年前
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