桜の木にセミが止まる
おもしろくなることだ、なんてぶち上げておいて、どうすればいいのかわからなくて、おもしろい、って意味を調べたり、僕なりに頑張って(無料だが)生のものを見に行った。
そしたら、気になるあの子が泣き笑いをして、気になったあの人たちは解散して、熱量と、切なさと、いろんなものが入り混じるあの感じを僕はきっと忘れないだろう。
ただむなしいほどに日々は流れていく。
着実に僕は、あの感情を忘れている。いや、忘れてはないが薄れている。
ただひたすらに、消化試合のような毎日を過ごしている。
お