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どうしても心の中から「後悔」の気持ちが離れない。
ふとした瞬間にいつもその事を考えてし まう、
目の前のことに気持ちが向かない、
なかなか前に進めない
そんなことはありませんか?

私も、長らくそんな想いに縛られていました。
自分を苦しめるこの気持ちは一体何なのだろう?

人の一生を、例えば電車に乗ることに例えてみましょう。

私たちがこの世に生を受けたと同時に、乗車するとします。
座席が空くと、周りの人は先を争うように座ります。
途中の駅で、色々な人が乗って来たり、降りたりします。
これは私たちの人生と同じです。

様々な出会いや別れがあり、数少ないポストや立場を奪い合います。
そしてようやく座った座席を他人に渡さぬように執着しているのです。

ところがいずれ誰もが「終着駅」に到着します。
そう、人生という電車から降りなければならないのです。
しかしその時には、今まで手に入れた全てのものを置いて行かなくてはいけない。
何一つ、持っては降りれないのです。

この「手放したくない」と思う気持ちを「執着」と呼びます。
この気持ちが強いほど、人は生きて行くのが苦しくなります。

では、どうすれば「執着」を手放すことができるのか?
「後悔」そして「執着」とは一体何なのでしょう?

私は 「後悔」とは、もう二度と戻らないものへの「執着」であり
それをいつまでも持ち続けている、自分自身への罪悪感なのではないかと考えました。

ではそれを手放して苦しみから解放されるには?

「全てを受け入れる。そしてそれを決断した今の自分を心から褒めてあげる。」

これが私の導き出した答えでした。

あなたに「後悔」はありますか?
もしあるとするならば、
全ての出来事を、受け入れることができますか?

まずは今、ここに生きている自分に感謝しませんか?

それが出来るあなたは
素晴らしいと思いませんか?

私もあなたも、日々変化してゆく。

二度と戻らないものはそっと手放して
その場所から一歩、離れてみましょう。

明日はまた、新しい1日の始まりです。


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