見出し画像

おからを使いまくる使命を持つ私が家でおからが出ない「ずぼら揚げ」を作ってみた!

これは実は、わりと前の話なのですが
おうちで「なんちゃって油揚げ」を揚げてみました。

はい、なぜ「なんちゃって」なのかと言いますと
通常の油揚げに必要な工程を、全て省いたいわゆる「ずぼら揚げ」だからです!笑

では、油揚げって本来はどのように作られるのか?
簡単に説明しますね。
※以下の記事もご参考に

上記の記事にも記載しましたが
まず「お豆腐を作るために、豆乳とおからと分ける」
ところまでは同じ工程なのですよ。

ただ、
「通常のお豆腐を凝固させる濃度の豆乳」よりも
「油揚げの生地を作るための豆乳」は
かなり濃度が薄い、ということ!

「かなり」というのは曖昧な表現ですが
およそ1/2よりもう少し薄いくらいです。
お豆腐にするには濃度が薄すぎる、そんな豆乳を作り
凝固剤を加えて
重しを乗せて
いわゆる「薄くて、固い豆腐生地」を作るわけです。

それをカットして、油で揚げます。
ここまでは、通常の「油揚げ」の作り方(ざっくりとね)

しかし、私が今回トライしたのは「ずぼら揚げ」
そう、自分で生地を作らないのです…

代わりに、
お豆腐屋さんが丁寧に作って下さった「木綿豆腐」を揚げてみましたw

画像1
通常の油揚げの生地はもっと小さいのです。
それがふわーっと伸びてゆく

木綿豆腐を、薄く(2㎝くらい)切って、丁寧に水切りをして

画像2
これはずぼら揚げなので、伸びません(苦笑

油で揚げる、それだけです!

ただ、揚げるのには少しテクニックが必要で
最初、低温で揚げることを「のばし」と言って
ここで、生地をふわーっとのばします
低温でひたすら大きくふわーっと伸びるまで根気強くアゲアゲします

その後、高温で仕上げる「からし」
ここで、生地の縮みを防ぐのです

残念ながら、これは「ずぼら揚げ」なので
生地はふわーっとふくらみませんし、大きさもあまり変わりません 笑
豆腐の水分を抜くほどに(ゆっくりアゲアゲするほどに)
油揚げの食感に近づいて行きます
ずぼらな私でも、それくらいはできますよ♪

メリットは「市販のお豆腐から作れる」さらに
「揚げたてが食べられる」という点
アツアツの油揚げ、もとい「ずぼら揚げ」はとっても美味しい!

画像3
しっかりお豆腐の水切りをすることが成功のコツ!

食感は、そうね…
ふんわり、というよりは「サクふわ」という感じですね。

画像4
表面はサクッと生身は柔らかい「ずぼら揚げ」

自分で最初からは作りたくない、けれど
揚げたてのアツアツは食べたい…

そんなあなたに捧げる「ずぼら揚げ」

画像5
木綿豆腐1丁、瞬殺ですよ♪

お時間のある方は是非、トライして見て下さいね♪

あっ今回も「おから」の出番がなかったっ!!
次回こそは、必ず!!!笑


#つくってみた

この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

つくってみた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?