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ブルボン 創立100周年 多様化踏まえたVD施策

 今年で創立100周年を迎える同社。代表製品の『ルマンド』は発売50周年、『アルフォート』は発売30周年と、いずれも節目の年となる。
 企業の周年事業としては、100周年を記念したスペシャルサイトを年明けから開設し、1000年続く企業集団を目指す決意を表明した。
 また、昨年オープンした仮想空間「ブルボンメタバース」内で、これまでの同社の歴史を紹介する「ミュージアム」の設置など、100周年を契機とした様々なコミュニケーション施策に取り組む意向だ。
 ほか、今春3月27日にリニューアルオープンするJR新潟駅の商業施設「CoCoLo新潟」に、一つ上のおいしさを追求した新業態「Un BOURBON(アンブルボン)」を開業する。
 現在、東京駅の商業施設「東京おかしランド」には、『アルフォート』の期間限定ショップを展開しており、別々になったチョコとビスケット各4種を自分好みに組み合わせて味わえる『Your Alfort(ユアアルフォート)』など限定製品を販売している。
 訪日外国人数の回復を受けたインバウンド需要への対応製品としては、「茶師十段」関谷祥嗣氏が監修の宇治抹茶を使用した『アルフォート一番摘み抹茶』(136g、OP)を1月30日に発売する。


アルフォート一番摘み抹茶


 VD需要には、1粒チョコ『ビットコクミルクSP』をチェック地のVD用パッケージで提供する。20個入りの箱販売もあり、配り菓子需要に応える。

ビットコクミルクSP


 ディズニー製品は、『アソートギフト』2品(6個・12個)や『ディズニー/アルフォートアソートVD』の品ぞろえで子どもから大人まで幅広い層に対応する。


ディズニー/アルフォートアソートVD


 少人数のプチパーティーには『じゃがチョコパーティーパック』や『アルフォートアソート』、家庭での手づくり需要には、『プチクマのお菓子のおうち』と『同 お菓子のでんしゃ』をそろえた。
 イースター向けには、なじみのルマンドのミニタイプ『ミニルマンド(イースター)』(131g、OP)を2月20日に発売予定だ。

ミニルマンド(イースター)


 海外情勢不安や原材料・エネルギー価格の高騰などにより、消費者の節約志向は続くと予想される。同社は、バラエティー豊かな品ぞろえで「選ぶ楽しさ」を提供するプチシリーズや、健康や素材にこだわり、付加価値を高めた製品展開に注力。値ごろ感のある大袋製品を充実させる。


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