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飲食店のSNS運用ってどうするの?

こんちには。




今回はおかしずが

「飲食店のSNS運用」

について調べたものを書いてみようと思います。

きっかけとしては飲食事業部のメンバーから

SNS運用の相談を受け、勉強会をすることになったからです。


前提として、

普段Food系のアカウントの運用はしていませんので

他のジャンルでの経験と調査の結果と

捉えていただけると嬉しいです。


その上で少しでも飲食系のSNSの運用に活かせるきっかけになれば嬉しいなと思いお伝えできればと思います。


①SNS運用の目的

SNSマーケティングの目的は飲食店のSNS運用の目的は来店促進と売上拡大です。オンラインでファンや口コミを増やし、

オンラインからオフラインの店舗の新規顧客を獲得するためです。

「インスタ見て来ました」

というインスタを見て来店してくれた新規顧客獲得のパターンを聞いたことがある人は多いと思います。

直接のコミュニケーションによる口コミテレビ雑誌での紹介などからの集客というのが未だに集客力が大きいのはもちろん明白です。

さらにググることでブログなどの口コミや店舗情報をオンライン上で収集する人が増えたことや、

食べログやぐるなびなどのグルメアプリもお店とのマッチングに大きな役割を果たしていました。

そして、最近ではググるからタグるへシフトし、SNS上でUGCが生まれるようになりました。

またユーザーの信頼する情報もメディアから受け取るものより、UGCの方が信用されるようになりました。

インスタ上で出会ったUGCを発見することで興味を持ち、行動転換し来店する。

さらにまた来店時の体験をシェアするという一連の流れが大きく増えてきました。

SNS運用によって認知拡大から売上向上をぜひ実現しましょう。


株式会社ホットリンクのアサヤマさんのこちらの記事はすごくわかりやすくまとまっていて必読です。


②SNSの運用事例の紹介

<例1> Sandwich&Co. サンドイッチアンドコー

世田谷区にあるサンドイッチ屋さんです。

元SEの女性が趣味で自作のサンドイッチの写真をインスタ上に投稿することでバズり、

そのままクラウドファンディングで資金を集めて出店したというお店です。「萌え断」というそうです。


おかしずも2回ほどお店に行ったことがあり、

インスタアカウントもフォローしていますが、

フィード投稿ももちろんですがなんといっても

ストーリーズの情報発信が素晴らしいです。


開店前の仕込みオープン時完売時のストーリーズ投稿を見ていると店の雰囲気がすごく伝わってきます。

完売しましたのストーリーズを見ると何故だか急いで買いに行かないとという気持ちになります。



<例2> コマル③

三軒茶屋にある居酒屋です。グラスなども可愛いです。

グラスのデザインが可愛いいとう評判の元、SNS上で発見したお店です。グラスデザインでバズらせるの流行ってますよね。


SNS上で飲食店がバズるという事象は起きますが、その後の来店にどう繋がっているのかのnoteで非常に参考になります。


<例3> 胃袋にズキュン

下北沢にある居酒屋です。インパクトのある個性派の居酒屋です。飲食メンバーでの認知度も高かったです。


<例4> 立ち飲み居酒屋ドラム缶川崎店

Twitterのアカウントですが、川崎駅の近くにある居酒屋です。

毎日料理の画像とテキストでTweetしています。

たまにイベントの時のTweetもあります。華やかな写真も大事だけどド直球の運用も戦略としてはありだと思います。


<例5> 松屋フーズ

かの有名な松屋のインスタアカウントです。すごく尖った、いい意味で期待を裏切るような投稿がたくさんで見ているだけでおもしろいです。

結果には要因があって外部のプロのインスタ運用チームが行なっているようです。

松屋の場合は男性顧客はかなり大きく獲得出来ているので、新しく女性客を獲得するために以下のような施策でインスタを運用しています。



③ターゲットの策定

どの層をターゲットにするかは店舗を出す時にも決めているのでそれに沿った運用を基本的には心がけましょう。

サラリーマンが多い場所であれば、男性の30~50代の方に訴求できるようなクリエイティブやキャプションにしましょう。

メインのターゲット層が獲得出来ているのであれば、新たなターゲット層を獲得するための運用も検討するのが良いと思います。

例えばYouTuberのコラボ企画も囲えていない層を新たに獲得するために行なったります。


④最適SNSの選定

飲食店の特徴として、まず挙げられるのが場所が決まっているということです。

他のファッションメディアだったり、暮らし系のメディアは場所は全く関係がないのでスケールしやすいです。

逆に店舗を構え、場所も決まっている場合はそれに沿ったSNSを選定するのが大事です。


1.Google My Business

Google Mapで検索した際に出てくる情報を管理出来ます。投稿機能もあり、他のSNSに投稿した内容を転載するだけでも効果がありそうです。また口コミもかなり多く書かれています。


2. Instagram

写真によるビジュアル訴求をすることができます。またストーリーズ投稿では臨場感も伝えることが出来、1番ファンとのコミュニケーションが取れる場所になっています。


3.Twitter

テキストベースで画像や動画を含めた投稿は拡散性がかなり高くなっています。言葉で世界観を伝えたかったり、コミュニケーションを取っていきたい場合に最適です。


4.Facebook

年齢層が高く社交場のようなプラットフォームになっていて、仕事仲間と繋がっていることが多いです。Instagramとの親和性も高く、連携させて運用していくのが最近の傾向です。


5. LINE

コミュニケーションツールとして1番使われているLINEに友達追加したら投稿が表示されます。より直接的な訴求が出来ます。


6.note

よりビジネスライクな投稿が多いです。有料コンテンツも作ることが出来て良質な記事だと認められやすいプラットフォームです。


⑤運用戦略の策定

ヤマシタ マサトシさん推奨

A.基本設定
1.まずはtwitteとnoteとinstagramの3本柱
2.アカウント名は店名+店長+地域名
3.プロフィールからGoogleマイビジネスに飛べる
4.食べログやGoogleMapなどに飛べるように設定
5.アイコンはお店の制服姿の自分の写真
6.ヘッダー画像はお店とメニューのわかる写真


B.投稿内容
1.twitterは短文でレシピや豆知識+写真
2.noteでは経営の裏話や食材の目利きの話など
3.Instagramは限定メニューと調理中の短い動画
4.投稿時間は毎日7:30 or 20:00 などと固定
5.一方通行でなく読者になり交流もする
6.同業他者やユーザーさんの声を拾う


【モデルパターン】
note書く(書いておいて朝7:30に投稿)
→twitterでnote書いたよと拡散する(8:00)
→反応にコメント返す(日中)
→twitterで短文レシピや豆知識を投稿(営業前18:00頃)
→instagram投稿(営業前18:00頃)
※19:00-20:00の投稿の方が伸びやすいが、だいたいでOK

ヤマシタさんの例が分かりやすいのでかなり参考にできます。まずは基本情報が抜けている場合は全部に入れます。


1.Google My Business
2.Instagram とFacebook

店内でも投稿しやすくなるようなPOPだったり、コミュニケーションを促していきます。キャンペーンを企画するのもありだと思います。

⑥注意事項


継続が命です。
無理な運用計画はやめましょう。
目的、目標を意識して運用しましょう。




⑦参考資料

ヤマシタ マサトシさんの記事も参考にさせて頂きました。

運用戦略の部分は参考例として使わせて頂いてます。

ありがとうございます。


⑧まとめ


飲食店のSNS運用は経験がなかったので参考になる記事などを元にまとめてみました。SNSの運用戦略はお店のコンセプトに合わせるのが1番得策だと感じました。

また現在運用しているアカウントでのナレッジを転用できる部分はかなりたくさんあります。

今後もSNSに関わる方々に有益な情報を発信していきます!!

ぜひnoteのいいねとフォロー、Twitterのフォローお待ちしてます。



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