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この時代にみんなわざわざ劇場まで足をはこんでまで映画を観て、ネタバレ感想をツイートしたり、あまりの衝撃に言葉を失ったり、さまざまな感情を漂わせているのをみて、これはのりおくれるわけにはいかないぞと思ったので、その話題騒然の映画、RRRをみた。

ナーチョナチョナチョ……。

インド映画をみると毎回思うが、人が多い。人数の圧倒的暴力を感じる。バーフバリもそうだったが、人の多さと命の軽さがある。こんかいはバーフバリよりも人が多かったように感じた。さいしょの人にもみくちゃにされるシーンなんかも、開けた土地なのに満員電車みたいになってて息苦しかった。

よかったシーンはビームとラーマが出会って橋を挟んでロープアクションをして少年を助けて組んだ手がババーンとタイトルになるやつと、ナートゥで、このふたつがよすぎて、ほかにもどうぶつさんたち大集合突撃とか、幽閉ラーマとビームがこんこんこんとかもよかったが、見劣りしてしまう。
ナートゥは激しいダンスの説得力と、途中からなんかサルサスイングフラメンコおじさんまで踊っていることで、多幸感がすごい。最強主人公のなろう的な気持ちよさがある。間奏でフラメンコおじさんを女性陣が邪魔しないで!って押しのけるGo Go awayのとこも好き。

イギリスを終始悪逆非道として描いていることにちょっとモヤモヤしたり、真意を隠してることや、すれ違いドラマや特有のモヤモヤがあったりもしたけど、三時間もあっというまだったし楽しかったのでよかったと思う。いうほどこれ悪いイギリス人問題解決してるか……?という場面で終わるが、続編も作ってるみたいなので、そこはそれしだいかなあ。

バーフバリのほうが好きですね。

王。

なので……。

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