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the very best of güt years 1994-1997 / 坂本龍一

『ベリー・ベスト・オブ・グート』(the very best of güt years 1994-1997)は、坂本龍一が1998年にリリースしたベスト・アルバム。gütレーベル在籍時音源を中心に選曲。「Floating Along」が初CD化になるのかな。オリジナルは2002年のアルバムに収録されている。
あえて、このアルバムで取り上げるとしたら、娘である「坂本美雨」ことSister Mをfeaturingした「The Other Side of Love」になるのかと思う。2023年にして改めて聴いてみると、坂本龍一らしくない!めっちゃ当時のJ-POPに媚び売ってる。今井美樹、小室哲哉、YOSHIKI系統ですね。まー、教授なら売れ線を書くのはクソ簡単でしょう。こんな教授、聴きたくなかったと思う反面、娘を思って書いたんだな、って思うと、ほっこりする。教授のそのままの実力が売上にって思ったけど、世界中で認められている教授が日本市場なんて気にするわけがなかった。
大滝詠一はその点、「松本も、細野も山下も売れた。俺も売れたい」って言ったんだよね。それもそれで正解。で、毎年100万枚以上売れる日本歴史上最高アルバム「ロンバケ」が生まれた。


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