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Undercurrent / 細野晴臣

title : #Undercurrent
artist : #細野晴臣
genre : #soundtrack
release : 2023/10/4
label : #KAKUBARHYTHM
producer : -

REVIEW

豊田徹也の長編漫画『アンダーカレント』を実写化した映画のサウンドトラック。最近の細野さんは邦画でのサウンドトラック制作も多い。細野晴臣さんのルーツはアメリカのブルーグラスなどの直系っぽいのに、そこを感じさせない。わざとやっていないんだろうけど。これを聞いて思い出すのはオムニサイトシーイングやメディシンコンプレーションあたりのアンビエントをやっていた時の音楽。聴いていてふわっとするようなざわつく感じ。技術の進歩もあってか、坂本龍一の「out of noise」「async」にも近い感じがする。感触としての大きな違いは、細野晴臣さんの方がより俗っぽい。民族とか宗教とか風習とか習わしとか人間の呪術的な「なにか」を感じる。坂本龍一さんは「音」にだけ向き合っている。その違い。どちらも高次元の視野で音楽やっているので、日本に生まれなければグラミー賞を複数回、受賞していただろうに・・・。

RECOMMEND

Bath&Frog

TRACKLISTS

  1. Bath&Frog (風呂と蛙)

  2. Underwater (水中)

  3. Memory (記憶)

  4. Lake (湖沼)

  5. Undercurrent (底流)

  6. Reverberation (余韻)

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