同じことを何度も話す人への接し方
同じことを何度も話す人がいる。
少なくないと思う。
その人の特性というよりは、接する時間、交わすコミュニケーションが多ければ自然とそうなるはずだ。
同じ話を聞いたときに、「それ前に聞いたよ」と言わないようにしている。
理由はいろいろある。
以前に言ったことを忘れてしまったのかもしれない。誰に何を言ったのか正確に把握していることは少ないので、ただたんに忘れてしまったのかもしれない。
何度も言うほど、それだけその人にとって重要なことかもしれない。よく覚えている出来事、転機となった出来事などは人には必ずある。
こうした相手側の理由もあるが、一番はそのくらいの話を聞く心のゆとりを自分の方で持っていたいからだ。わずかな時間だ。それを短縮できたところでどうなるのか。
以前、自分が「それ前に聞いたよ」と言われて、イヤな気分になったことがあった。
自分がイヤな気分を味わったので、「それ前に聞いたよ」と言えば、相手は同じような気分になることは十分予想される。
それがわかっているのにあえて言って時間を短縮できたとしても、得られるものはとても少ない。
なので、以前聞いていたとしても話を聞くようにしている。
自分が他の人に対して優しくしている数少ないもののひとつかもしれない
な。
読んでいただきありがとうございます。
次も書きます!
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