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「ルール?展」

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 もうすぐ終わってしまうので先日観た「ルール?」展についてメモしておきます。入口のこの標識はなんだろう?と思いましたが、実際に展示を観るとその謎が解けるのでお楽しみに。

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 普段はあまり意識することはありませんが、朝起きて夜寝るまで常に一定のルールに従って行動していることに気付かされる「♯これもルールかもしれない」。

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 体験型の展示が多いせいかSNSでバズったらしく、「撮影や来場者同士の会話が鑑賞の妨げになる」という声があったため実際に今回の展示を行う中で新たに加えられたルールが書いてあるコーナー。ルールを設定しても予想外の事態が発生したりするものなので、常に変化していく様子がリアルでした。ちなみに私が行ったときは「サイレント?デイ」だったので落ち着いて鑑賞できました。(26、27日も開催予定なので、事前予約がおすすめ)

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一定のルールに従いながら箱を好きなところに置いてみようという「箱の使い方のルール」。

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 複雑な京都の路線バスの運行情報を完璧に記憶し、仕事でもボランティアでもない領域でパフォーマンスとして交通案内をするおじさんたちを紹介した「京都人力交通案内『アナタの行き先、教えます。』」。映像を観ていたら、むしろルールがない方が上手く行く場合もあるのでは?と考えこんでしまいました。

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 物販コーナーにまで「支払いのルール」の展示が!ルールに従ったり逸脱したり、新しいルールを作ったり廃止したり変更したりしながらこの社会はまわっているのだと再認識。最近は行動を制限されたりマスクをしなければいけなかったり「ルール」がネガティブに捉えられがちでしたが、むしろ人々が暮らしやすくするためのものでもあるという二面性も発見できる展示でした。お時間のある方はぜひ。

 見出し画像はミッドタウンにあったスノードーム。夜に行ったらライトアップされてきっと綺麗でしょうね。