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弁護士に相談した話

医療的ケア児の就学相談、すんなり行く事ありますか?天下の大阪府豊中市だってかなり苦戦してますよね?

ましてやうちの地域は…って思う親御さん達たくさんいません?うちもまさにそうです。

そこで東京で公式に医療的ケア児の就学相談窓口を開いていますよって第二東京弁護士会に相談してみました。

ちなみに東京は東京弁護士会(東弁)と第一東京弁護士会(一弁)と第二東京弁護士会(二弁)の3つも弁護士会がある特殊な地域ですね。

我が家は夫婦共に医者ですが、実家は法曹一家なので弁護士相談はいらないかなと思っていたのですが、主治医に公式的な立場の方がプレッシャーになるかもよとの事でアプローチすることにしました。

まずは電話をしたところ、とても丁寧にお話を聞いてくれました。
私の相談内容としてはどこまで市町村や学校に求めてもいいのか。また弁護士さんに実際に依頼するとどうなのかという事を聞きました。

学校での付き添いの期間の展望を設けて欲しいや送迎等に関しては特に新しい話はなく、今の段階から積極的に求めるのはおかしくないことだが実際前例がないと短期間に付き添いを終了できるなどにお答えを得るのは難しいのではないか、との事でした。

電話窓口対応を頂いた弁護士さんは、とても医療的ケア児に関して強いわけではないとの事で知り合いの弁護士さんに相談したうえで法律的どうかと実際問題という事を、話してくれました。

また現在、就学相談は進行中ですので、直接何か利害が生じたわけではない段階で弁護士の介入をしたところでうまく進むかは何とも言えないとのことでした。
やや、差別的な事を言われがちなのでその抑止力として同席はいかがですかと聞くとそれは可能であるとの事ではありました。

また、これは例外的な対応かもしれませんが知り合いの弁護士さんのつてで息子と同様に気管切開をしていてさらに歩行しているお子さんを育てている親御さんと連絡先を交換することができました。

今後、弁護士さんを正式に雇って話し合いに同席してもらうのかは検討しようかと思っています。

主治医は依然として、パパの同席がかなり有用というのでこれもやや悔しいですが前向きに検討しようと思っています。実際付き添いという事になれば正直我が家の場合パパがメインの可能性もあるのかなと思っています。
パパは医療的ケアに関しては特に私と差はないですが、いい意味でも悪い意味でも気は利かないので学校側もやりにくいと思うので、そこを生かして付き添いが短くなるのを目指してもとかも思ったり

パパに関しては訪問看護師さんが訪問中にパパが家にいるのに私にラインが来たりするような感じです(苦笑

話はそれましたが、弁護士さんの相談は無料でしたし、今後もめたりした時のバックアップのためにも一旦お話できる人ができてよかったなという感想でした。もめたくないけどもめたらすぐに依頼できる弁護士さんがいるのはいいことなのかなと思いました。そして思いのほかハードルが低く相談ができるものだなと思いました。

しかし、都の医療的ケア児相談センターの窓口よりよっぽど真摯に話を聞いてくれたなと思います。都のセンターはちょっと名前を聞いて、そうしたら区の障害福祉課や医療的ケア児コーディネーターに聞きますねみたいな感じだったので。障害福祉課とコーディネーターが親より子供の事詳しいと思っているのかな?そこで対応不可と判断したから相談しているのになと思いました。結局区の教育委員会の連絡先はここですとHPに載っている情報を伝えて終わりました。3-4回電話しましたが、まあ時間の無駄でした。

それに比べると弁護士相談は丁寧に事実を確認して今できる事とできない事、こうなった場合はこんな協力ができるかもしれないと教えてもらえて大変ありがたかったです。



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