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子供たちは、もう次の時代を生きてる。大人はどう?というはなし。

先日、長女の高校入学説明会に行ってきました。

県内トップのとはいかないけれど
大学進学率は高い方だと思える高校。

進路指導の先生が新1年生にかけた言葉が
私の高校時代に先生からかけられていた言葉と違っていることに
軽い衝撃でした。

そして
子供たちは
新しい時代を生きる教育を受けているんだなぁと。

大人はどうなんだろう?
古い時代の当たり前をまだ生きている
そんな気がしました。

親子の在り方を考えさせられた時間。


女性起業家のプラットフォームを運営する
おけいこドットコム合同会社の湊です。

2008年から
習い事検索サイト
おけいこ.com広島を立ち上げ
現在では
6都道府県に展開。
多くの習い事の講師の方々と
単独では出来ない事をチームで実現しています。

さて
今年は
わが子2人が高校、大学に進学。

受験に失敗したわたしは
昔のトラウマもあってか
ヒヤヒヤの毎日でした。

3年間、理数学科に通った長男は
3年の夏に理数学科から国際学科に進路を変更
(親の心の声は「おい、おい、今かよ?w」)
第一希望の大学には合格しませんでしたが
それでも、希望の国際学科に合格。

将来は
日本の技術を世界に広める仕事に就きたい
だから海外の文化や、語学を学びたい
そんな夢を抱え、新しい生活のはじまりです。

そして先日
長女が希望していた高校の入学説明会。
進路指導の先生の言った言葉に思わずメモをしました。

要約ですが、こんなおはなしです。

「一昔前
学校では
君達に
いい大学に行くために勉強しなさい
と教えてきました。

だけど
もしかしたら
今、君たちがもっている夢の職業は
10年後には無くなっているかもしれません。

だから、学校が君達に教えたい事は
ただひとつ

生きるための学びを得なさい

という事です。」

このはなしを聞いて。

娘に
「生きるための学び」ってどういう事だと思う?
と聞いてみました。

娘「人生100年、生き抜く知恵を持てってことよ」
母「すごっ」
娘「母さんの時代とは違うけぇ」
母「ですね・・・」


まぁ
こんな感じです。

15歳にして
生きる
生き抜く
という事を意識する子供たち。

当の本人はそう思っていなくても
確実に、高校教育から
その学びを得る子供たち。

そして
大人はどうだろう?

いい大学に行けば
いい会社に入れる
65歳まで安泰に過ごせる。

今ある職業は
今後もずっと存在する。

そんな事を考えている大人もいまだにいるかもしれない。
そこに気付いてはいるけど
何も行動に起こさない
そんな大人も多いのではないでしょうか?

もちろん
いい大学を否定している訳じゃないですよ。

学問は
知識を頭に入れるだけじゃなく
多くの情報をインプットし
頭の中で整理し
的確なアウトプットを行うという学びになるし。
(弁護士の先生を見て、「勉強してきた人って凄いなぁ」と思った)

自身の都合とは関係なく
集団生活で時間を拘束されたり
(わたしは自由が好きだから、学校=拘束と考えてた)
友達や先生との生活で
時に理不尽な事も体験するかもしれないけど
それもとても糧になる。

けれど。

確実に言えるのは
ずっと安泰でいられるという保証がなくなっているということ。

生きる

ではなく

生き抜くことが必要。

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生き抜くとは
自分がしたいように生きるのではなく

自身の意思を持ちながら
社会
関わる人にとって
自身がどう在れるか?


ということだと
わたしは思う。

それを教えるのは
もしかしたら
学校の先生でも
有名な偉人でもないのかもしれません。
そして
言葉でもない。

親が身をもって
示してやる
ことなのではないだろうか?

女性起業家のサポートをしているわたしは
多くの母親でもある女性と接する機会があります。

自身が母親であると同時に
一人の人間として
どう在りたいかを考え、働いている起業家も多くいらっしゃいます。

だけど
中には
自身の事が分からない。
何をどう望んでいるのか分からない。

更に言えば
それを誰かに気付いて欲しい
察して配慮して欲しい
そう考えて辛い思いをしている人も多くいらっしゃます。

そんな方は
子供たちを見て欲しい。
確実に言えることは
子供たちは、私達が育ってきた環境よりも
数段厳しい時代を生きていこうとしている。

その時
親は何がいえるのでしょうか?
何を見せれるのでしょうか?

大人も変わる時。
そう思う。

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