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オルクロスター『テレポートガズゴルカ』解説編

新型オルクロスターのロスター運用方法について

要は2つ。

30体のボゥイモブとゴルカノート。

この2ユニットをいかに安全に完全にブチ当てるかにかかっている。そしてその他の運用方法について。

①ボゥイモブは中心に『ビッグメク(カスタムフォースフィールド以下KFF)』『ペインボゥイ』を合流させて常にスペセ5+とFNP6+を付与する。前面から側面にはグレッチェンを配置して『格下シールド』を準備する。

KFFがプロフェシーオブウルフで氏族限定になった代わりに白兵に対してもスペセが有効になったので防御力が高まった。人数が半減すれば策略『緑の津波』で再度復活出来るので狙われてすぐに格下シールドを発動せず、あくまで「全滅しないように」調整する。2CPの士気チェック無視を使うことになったとしてもフルボゥイ復活のコスパの方がいい(18体までは士気チェックで6が出ても踏みとどまれるので死なせてよい)。

武装をスラッガチョッパとシュータで分けているのはフルボゥイもしくは20体以上残った状態ならガズグッガルのバフとゴフ氏族の白兵アビリティで十分な白兵ダメージを与えられるから。突撃の失敗や1ターン目の全力移動後の射撃でザコ散らしに使えるためシュータが多め。

②ゴルカノートは狙われれば落ちるため、『テレポート』で2ターン目の到着をさせる。サーガオブザビーストで追加されたカスタムジョブで「スラグガビン」を装備しているので対モブ、傷が少ないエリートへの攻撃を担当する。ヴィジルススペシャリストデタッチメントの策略で二回射撃が可能なためスラグガビンとの組み合わせで射撃力が更に上がった。

テレポートからの出現時は複数の敵ユニットを突撃対象に出来るよう配置し、突撃フェイズでは策略による3d6突撃を行う。この際は可能であれば傷が少なくなった(1が望ましい)敵ユニットが望ましい。2+d3ダメージを与えた場合、更に策略を使うことでそこから再突撃が出来、より敵陣深くに突撃が可能となると同時にもう一度d3モータルダメージを与えることが出来る。

白兵は対戦車対モブどちらにも対応出来るが、デススカル氏族のためより大ダメージを与えられる対戦車攻撃を狙いたい。

以上2つが要となる。この2つのユニットを完全に安全に敵陣へ向かわせてぶつけるため、CPを多めに使うことになる。そのためバタリオンデタッチメントを3つ用意することになった。

③トラックボゥイ3セット

トラックに入ったゴフボゥイはパワークロォで相手の1ユニットと相打ちに出来ればよい。人数の減った30人ボゥイのところに策略で合流して人数を戻す役目もある。

シュータ装備の2セットは前線に、射程は短いが手数の多いスラッガチョッパ装備のボゥイは1ライン手前の自軍から中盤への牽制とする。

ガズグッガルのバフを加えて殴ること、一気に突撃をしないこと(割り込み白兵で大ダメージを受ける)に気をつけ、ヘイトを稼ぎつつ無駄な動きをさせないようにする。

トラックはマーカー確保、前線への送り込み、壊れた場合のアーマーセーブ+などの仕事がある。基本的には2体目のビッグメクを中心に前2後1の布陣で動かしていく。

④ガズグッガルもゴルカノートと同じく基本的にはテレポートさせる。ガズ様のバフ、攻撃能力は1ターン目には不要である。相手の1ターン目で移動時策略、サイキック、射撃までで大ダメージを受ける可能性があるため、よほど相手が白兵寄りじゃない限りは1ターン目に出すメリットは薄い。

ガズ様がいればトラックボゥイ10体で十分モブを屠ることができるため、2ターンはボゥイを全力移動させて突撃に向かわせる。

マカリを採用していないためガズ様のダメージ軽減(回復)はペインボゥイの策略にかかっているが、白兵戦で死んだ場合は策略の暴れで道連れ以上のダメージを与えられるため基本最前線で暴れさせる。

突撃フェイズ(警戒射撃)で4ダメージを受けないようにセーブ失敗時はリロール指令を使ってでもダメージを軽減する。白兵時での死亡は策略で相手へのダメージを与えられるために取り戻せるが、それ以外のフェイズで撃墜されないようにする。

⑤ショックアタックガン装備のビッグメクは対戦車であり、高火力をこの低ポイントで実現させられるところにオルクの強さがある。視界の良い高所、白兵に入られにくい狭所に配置し、グレッチェンで囲む。

⑥バーナボマーはサイキックアウェイクニングで最も強化を受けたと言ってもいいユニットだ。策略による自動爆破、再爆撃で移動フェイズ中に10以上のモータルウーンズを与えることも可能であり、対策しようとすれば配置をかなり制限させることが出来る。通過させないように配置を離せば離すほど、ショックアタックガンの長射程が発揮され、テレポート先は広くなり、トラックボゥイの移動力は活かされることになる。

⑦デフコプタ

敵陣後方への3ターン以降への到着を行う。ある程度の死ににくさがあるので白兵ロックなどの使い捨てにも使える。

44ptなのでグレッチェン10体もしくはトラックやボゥイの武装強化も交換範囲に入る。

デススカル氏族の高火力持ちなのである程度のエリートユニットへの攻撃をさせてもよい。

⑧ウィアードボゥイはダジャンプ、スマイト、相手サイカーへの抵抗のため採用。ダジャンプは存在するだけで対策を強いることが出来る。基本的には30体モブを飛ばすのに用いる。次のターンには自らをモブの中に飛ばす。1ターン目にはダジャンプさせず、敵にサイカーがいなければトラックの中でよい。

アレ頭へのアップグレードはCPを使いたい場所が多すぎるので無し。回アップなどのバフもガズ様がいれば十分なのと、サイキックアウェイクニングでの追加サイキックもゴフのは現段階ロスターでは不要。


相手の高火力攻撃はトラックくらいしか撃つ場所が無く、トラックが落ちてもボゥイは合流やダジャンプで無駄にならない。モブへの攻撃はスペセとFNP、グロットシールドで死にきることは無い(対モブに寄せて射撃で倒せるようにされたロスターでは逆にガズグッガルが刺さる)。

オルクの強み『フルボゥイ』『ガズグッガル』『ゴルカノート』『遠距離ショックアタックガン』を活かし、相手の攻撃は出来るだけ効果を薄くする。

策略の対象をターン毎に決めることによって高効率を実現させる。

「相手を非効率に、自分を効率的に」をコンセプトに作ったロスターなのでゲーム的には強い(ハズ)。

射撃、白兵に偏ったわけでも目立った弱点があるわけでもない。現在(4月中旬)のオルクではこれが強いと思う。




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