おけんぴろ

ビョーキになった栄養士。ゴミ出しと椅子が好き。

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ビョーキになった栄養士。ゴミ出しと椅子が好き。

最近の記事

恋バナ

私は体調が安定してから、ここ6年くらい、片想いをしていた。 近所の自転車屋さんの店長だ。 愛車であるBruno(ミニベロ)メンテナンスに通っていたところ、いつも親切でさわやかな店長に会うたびいいなーと思っていた。 3年前、思い切って自分からモーニングにお誘いしてみた。結果はok!だった。思わずやったーって満面の笑みで帰宅したのを覚えている。(この時が一番楽しかったんじゃないかな。) 店長とファミレスでモーニングを食べた。 私より2歳年下、趣味は、音楽フェスに行くことだと知る。

    • 当事者スタッフになりました。

      これまでの体験を活かして、精神障害の当事者スタッフになりました。 運良く、近くの障害者福祉施設ので働らかせてもらっています。 部署はB型作業所、作業内容は主に利用者さんが取り組む内職の準備、指導です。 毎日いろいろなことが起きるけど、利用者さんとの対話を楽しんでいます。 もう死んでしまいたいとおっしゃる利用者さんに、私も入院してたんです。今も薬飲んでます。と言うと、どうやって良くなったんですか?と聞かれます。 とにかく食べて寝て、家以外のどこか(作業所)へ通っての繰り返

      • 世界の片隅だったとしても

        10日ほど吸い込まれるように眠り続け、食べられるものを食べて過ごして、ようやく回復してきた。 ゴミ出し、掃除がてきなくて、危うくゴミ屋敷になるところだった。 自分以外の全てを手放した。 職場も家族も。 でも、一人暮らしは手放したくない。強く思った。     死にやしない。 なんとかなる。 そんな思いだけだった。 事件ー職場ぐるみの嫌がらせに遭った。 逃げようと思った。 不思議と罪悪感や自信喪失感もなかった。 転職だと思った。 ここに居ては自分が生きない。 オミクロン株

        • かわいいビョーキ

          かわいいビョーキ ビョーキになってかれこれ20年が経つ。 憎きビョーキ時代を経て、いつしかビョーキが愛おしくかわいいものになった。 ほわほわ、ぼけぼけ、ねむねむの私もかわいいじゃないの。 ビョーキの私も私。 ビョーキになる前の私も私。 ビョーキになる前には戻れない。 でも、私は私。 できないことは増えたけど、やりたいことも大事にしていることも変わらない。それだけは誇りに思う。

          人生初の異動

          介護施設で働き出して4年が経つ頃、私に異動の話が出てきました。 通勤時間は、自宅から1時間半の場所。 仕事内容は、清掃と洗濯と配膳・下膳などです。また、働く仲間には知的障害の人もいるとのことでした。 利用者さんの介護度も高く、「看取り」ができる施設になります。 会社からはステップアップになると言われました。しかし、給料は変わらないと言われました。 当初は、健常者がしていることはやってみたいという思いと、もっと強くなりたいという思いから異動を引き受けようとしました。 しか

          人生初の異動

          多様性と自分

          これからは多様性が大事、なんてよく聞きます。 自分の中にも多様な部分を認めてあげることが大事なのかと思います。 ”自分の中には弱い部分はある” ”でも、それは自分の全部ではない。” ある人に言われた言葉を思い出します。 一人の人間は複雑にできている。 社会も複雑にできている。 一人一人が、多様で当たり前なんじゃないかと思います。 みんなが同じようにできていたら、ピンチに脆い社会になると思います。 自分はここに居て良い。 そんなふうに思える今日。

          多様性と自分

          作業所から就労へ

          〇仕事を選んだ理由 祖母の介護が始まったタイミングで介護の仕事の話がきたことがきっ かけのように思います。やりたいと自分で言っていたので声がかかった のかなと思います。社内にソーシャルワーカーがいて相談ができることが魅力と感じました。 面接を行い、週4日×4週の実習を終え、すぐ就職。ソーシャルワーカーから間を空けない方がいいと言われました。今の職場の前にも1ヵ所特別養護老人 ホームに委託訓練に行っています。 こちらから発信して助けを求める時はメールして相談に乗っても らった

          作業所から就労へ

          はじめまして

          私の病名は統合失調症です。 統合失調症と言っても人それぞれです。 私の場合、20代前半で発症し、30代で入院、デイケアでのリハビリ、作業所を経て、40代になった現在、障害者一般就労として、介護施設で介護職員として働いています。 今では、好きだったハイキングや海外旅行を楽しめるようになりました。 辛かった「これまで」ではなく、「これから」が楽しみです。 noteでは、どのように寛解まで至ったかを書きたいと思います。(主に、作業所から就労へ移行したか。) 精神疾患になってし

          はじめまして