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超怖がりがピアスを開けてみたレポ

こんばんは。突然ですが、人間誰しも「ずっとやってみたいことがあるけど、なかなか一歩踏み出せない……」みたいなことがひとつやふたつあるものじゃないですか(突然のクソデカ主語&偏見)。やろうと思えばできるのに、やれないこと、あるでしょ?あるよな???????

私の場合、それが「ピアスをあけること」でした。

ピアスってかわいいよね

しかし、実は私、「怖がり」かつ「痛がり」で、その上先端恐怖症です。注射の類いが大嫌いで、予防接種のたびに半泣きになってます。
そんな私なので、ピアスを開けるなんて「痛そうだし怖いし無理ィイイイ!!」とずっと思っていました。耳に針で穴を開けるとか無理!

でも、好きになるアクセサリーは十代の頃からピアスばかり…。
結局、三十路になり、ついに「オシャレしたい」という気持ちが「怖い」を追い抜いたので、病院で開けることにしました。(さすがにピアッサーで開ける勇気は最後まででませんでした……)
「まあ、陣痛よりは痛くないよね」という気持ちも後押ししてくれました。二児の母、なにかと痛みを陣痛と比べがち。

病院へGO

地元のピアスの穴開けをしている病院を探し、予約なしで行きました。受付で「ピアスを開けたいのですが」と申し込むと、待合室で待っている間に鏡とペンが渡され、ピアッシングしたいところにペンで点を書くように指示されます。

耳の印の場所

散々迷った結果、みみたぶの中心より少し下あたりに点を書きました。おしゃれだからではなく、単純にその部分が一番つねって痛くなかったらです。筋金入りの痛がりですな。
図解では綺麗にひとつだけの点になってますが、私は不器用なので何度も書き直しました。看護師さんから「どの点ですか?」って何度も確認されて恥ずかしかったです……。

そして、次に看護師さんからファーストピアスを選ばせて貰いました。色々種類があったのですが、「重かったら嫌だな」とかなり小ぶりのものを選びました。
ピアスを選んだ後、緊張している私に、看護婦さんが「緊張しないでも大丈夫だから。すぐ終わるよ~」と一言。優しい…。
実は私が行った美容外科の口コミで、「不安でしたが、看護師さんが優しく寄り添ってくれるから安心でした」というものがあり、「看護師さんが優しいなら頑張れるかも!」と思って行ったのです。
しかし、コロナのせいか、看護師さんのご都合があわなかったのか、はてまた私の怯え方が足りなかったのか、その後看護師さんは早々に処置室からいなくなりました。oh…ハナシチガウ………

そして、入れ違いにお医者さんが「ピアスガン」と呼ばれるグルーガンのバケモノみたいなピアッシング用の器具を持ってやってきました。このピアスガン、調べたら日本語名が「穿孔器」っていうらしいです。名前が怖すぎる件。

↓ちなみに、ピアスガンの写真を見たい奇特な方のためにリンクをはっておきます。(医療用だから一般の人は買っちゃダメですよ)

肝心の痛みの話

「看護師さんはヨシヨシしてくれないし、話が違うじゃないか!!心の準備ができてないぞ!」と泣きたくなりましたが、抵抗する間もなく(?)ピアッシングの施術が始まります。麻酔等の特別な処置はありません。そんなに痛くないからだそうです。

アルコール消毒のあと、すぐにピアスガンがセットされ、「はい、いきます!3,2,1!(パン!)」で終了。カウントダウン速すぎて心の準備もあったもんじゃない。

あれ…?思ったより痛くない!

「音でびっくりする」という口コミもみたのですが、私の場合そこまで気になりませんでした。お医者さんの「3,2,1」のカウントダウンする声のほうが大きかったです…。
チクッともしなかったので、たぶん穿孔する瞬間が一瞬なんだと思います。ピアスガン、恐るべし。ただ、終わったあとにじわーっと耳たぶが温かくなり、じんじんとする痛みは感じます。正直、開けた時より開けた後のほうが痛い。

正直、「あれ?こんなもん?」と拍子抜けしました。

「ピアス開けたいな……でも怖いな……」と悩み続けて十数年、かかった時間は二分弱。こんなにあっさりとピアス穴が開いてしまうとは!
こんなことならもっと早くにやればよかった……。

その後、「ファーストピアスは一ヶ月付けっぱなしでお願いしますね」と口酸っぱく言われ、消毒液を貰い、お会計です。お会計はファーストピアス代+処置代+消毒液代で七千円強でした。

ファーストピアスと一ヶ月過ごして…

ファーストピアスは一ヶ月外せないので、ずっと同じピアスをつけっぱなしでした。
耳にアクセサリーがあると鏡を見るたびに気分が華やいで嬉しかったです。私はベリーショートで常に耳が見えるため、耳にピアスがあるのとないのじゃ(個人的に)印象が大違い。ファーストピアスは小ぶりなものを選びましたが、もう少し大きくてもよかったかな?と思います。

一ヶ月後、「そろそろ安定したかな?」とファーストピアスを恐る恐るとってみたところ、まだ穴が安定してなかったらしく、がっつり流血しました(;ω;)
私の場合、一ヶ月では穴は安定しなかったらしいです。なので、セカンドピアスをつけてしばらくまた様子見しようと思います。

また、ファーストピアスはキャッチの部分にめっちゃ色々引っかけてしまったので、セカンドピアスはキャッチ部分が平らなものにしました。やっぱりちょっとはひっかけてしまうのですが、前よりはずっとマシです。
▼セカンドピアスに選んだものはこちら(回し者じゃないよ)

余談ですが、ファーストピアスのバタフライキャッチの外し方が分からず、旦那に眉ばさみでひっかけて取って貰いました。
▼下記のサイトが本当にお役立ちだったので、「ファーストピアスがとれない!困った!」とお悩みの方は参考にしてください。

結論:悩んだらさっさとやるべき

ということで、三十路になった痛がりがピアス開けたわけですが思ったより痛くなかったため、もっと早くに開けるべきだったなと後悔しています。十代、二十代のころからピアスライフ楽しみたかったな。

そんな後悔はともかく、「ピアス穴が安定したらつけよう」と思って、ピアスは無限に増え続けています。十数年押さえつけていたピアスへの物欲が解放されたので、しばらく夜な夜なZOZOTOWNでピアスを買いあさります!オシャレの幅が広がるので、今後が楽しみです。

余談ですが、ピアス開けた話を行きつけの美容師さんにしたところ、「軟骨にピアッシングするのも全然痛くないっすよ。やりましょうよ」とのこと。やらないけど、軟骨痛くないんだ……。いやたぶん痛いんだろうけれど、思ったよりは痛くないんだろうな。びっくりです。

そんなこんなで、痛がり、怖がりの私でもピアス開けられました!コワクナイ!

おしまい。

後日談

セカンドピアスでも安定せず、結局フォースピアスくらいでようやく落ち着きました。血が出なくなるころには夏になっていたので、約5か月なんだかんだで血が出たりして不安定な状況でした。こんなに長いのは私が堪え性がなく、すぐピアスを取ってしまっていたからです。安定するまでは大人しくしていたほうが良きだと思われます…。
ただ、半年たった今では楽しく色々なピアスを楽しめてます!耳元のオシャレめっちゃ楽しいです!ピアスバンザイ!


沖果南 (syosetu.com)

成人向けの小説を書いてます。寡作ですが、楽しんでもらえたらうれしいです。
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