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ロースイーツは生菓子なのか問題

辛党だけど甘いものもいける果道部です。

最近ロースイーツの作り方を学び始めました。

ロースイーツとは何ぞや?という方にざっくりご説明すると白砂糖や小麦粉、卵や乳製品などは使用せず、48度以上の過熱調理をしないことを特徴とするスイーツ、といったところでしょうか。ナッツやフルーツなど基本植物性のもので作られます。

習ってみようかなと思った理由は今まで食べたロースイーツが全部美味しかったのとローカカオを使ったものは割とどれもお酒に合う気がしたので。あとは食べられるお店、買えるお店がまだまだ少ないのもあります。

沖縄のフルーツなんかも使って自分好みのものを作れるようになって泡とか泡盛とかに合わせてきゃっきゃしながら飲みたいのです。のん兵衛だってお酒に甘いものを合わせたい時がありますから。


しかしながらこのロースイーツ、ローそして植物性ゆえにヘルシーイメージがあるせいか、「ギルトフリー」だの「罪悪感のないスイーツ」というようなキャッチフレーズがよくつけられており、そんなわけねーだろとひそかに思っております。

白砂糖ではないにせよ、糖分は入っているし毎日バカスカ食べたりするものではなく、あくまで嗜好品かなと。

もし甘いものが食べたくてしょうがないなら、罪悪感とかいう問題じゃなくて根本的に見直したほうがいいと思います。どこかが何か狂っているはず。砂糖には中毒性もありますから。→アルコールもな


ちなみに食前フルーツすると、変な甘いもの食べたくなくなったりします。先日カッティングのレッスンにいらしていただいた方もそれは実感されているようで、フルーツをとるようになってお菓子の消費が格段に減ったそう。

ヘルシースイーツを追い求めるのも良いけれど、糖分も日々の食事で賄えるのがやはり一番なのですよね。スイーツとかいうふんわりした響きの言葉でごまかされてはいかんのです。自分が飲み食いているものがどんなものなのかは知ったうえで判断していかないと、若いときはスイーツでも、年をとったらサプリや健康食品といったものをイメージのみで選ぶようになりそうな気がします。


しかしいつごろからお菓子類は「スイーツ」になったのかな~。たまにふと、スイーツとか言ってる自分が恥ずかしくなるんですけど。ロースイーツも「生菓子」でいいんじゃないかと思いつつ、前述の特徴を考えると一般の生菓子と区別できて便宜上は仕方ないかもな、とも。

そもそも生菓子とは?とその定義を調べてみたら、食品衛生法にちゃんとありました。

1 生菓子類とは、次のいずれかに該当するものとすること。
(1) 出来上がり直後において水分四○%以上を含有する菓子類。
(2) 餡、クリーム、ジャム、寒天若しくはこれに類似するものを用いた菓子類であつて、出来上がり直後において水分三○%以上含有するもの。

水分量が基準のようです。タルトとかケーキはこの範囲内に入りそうだけど、ブリスボールとかブラウニーなんかはどうなんだろ? それにいわゆる生菓子には加熱したものも当然含まれるので単純にロースイーツ=生菓子とは解釈できないのですね。

ちなみに果道部ではロースイーツを主に「甘いおつまみ」というポジションで考えていますが、本来は食後に食べたらもったいないんですよ。

それはまた別の機会に。


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