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「本の力で街をよくしたい」 / コラム

那覇は久しく“沖縄らしくない”と括られることがあったりします。天然ビーチがなかったり、交通の便が激しかったり。とくに自動車やバス、バイクなどが行き来する通り沿い「58」にお店を構えさせていただくおきなわダイアログ。

朝方と夕方、とくに混み合うため比較的通勤のお邪魔にならないような時間帯で企画を行なったり、こなかったり。

さて、これまでに那覇市をテーマにアイデアソンを開催したりと、いかに街と融和するために取り組みを微力ながら行なってきました。

また今回、県民が抱えている問題点や県に期待することを行政さんへと橋渡しを行い、双方向のコミュニケーションを生み出そうとするわったーネクストプロジェクトにも心ばかりのお手伝いをさせてもらっています。

そんな中で、お店を訪れたかたに、わったープロジェクトとして県への期待することとして挙げていただいたこと。それは、

本の力でまちを良くしたい。本の魅力をもっと子どもたちに享受できたら…!

すごく悩まれたすえに、「本ってすごいんだよね」という思いをもと、沖縄を支えるであろう子どもたちに絵本という入口で伝えてみたい。そう言ってくださいました。

2月11日(火 / 祝日)に開催するつながる保健室、夜の部として19時頃から子どもたちへの絵本の読み聞かせをその方とご一緒にさせていただきます。

その前に、つながる保健室とは

「病院に行くほどではないけれど・・・」
「役所に行くほどではないけれど・・・」

あんまり大げさには話したくないけど、誰かに聞きたい。聞いてほしい。健康のこと。沖縄での暮らしのこと。気軽に「健康」についての相談ができる場として開きます。

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これまで2回開催していただき、健康をきっかけに地域を知る、つながることの重要性やそもそも病院までとはいかないけど、医療従事者と相談できる機会の大切さを感じてきました。

では、健康と地域、その手前に絵本があったらいいんじゃんと考え、夜の部として絵本の読み聞かせとつながりました。

街と私へのつながりを考える始まるをつくる「わったーネクスト」プロジェクト、そして健康をきっかけに地域を知り、つながりを生み出すつながる保健室。

両方のおかげで、また一人やってみたい、してみたいことを実現することとなり、それぞれに感謝を述べながら、ここまで読んでくださったみなさんに。

わったーネクストとつながる保健室、そして絵本の読み聞かせに興味関心や応援、何よりも足を運んでくださると嬉しい限りです。

コラム / おきなわダイアログ


おきなわダイアログでは、その様々なカルチャーを横断的に、また多層的に「対話」させることで起こる新たな発見と創造の場として機能させたいと考えています。 期間限定での運営となりますが、サポートをいただいた分、スペースを延長できるように努めていきます。