観光庁は１６日、２０１８年の訪日外国人旅行者数が
前年比８．７％増の３１１９万人、
訪日客の旅行消費額は２．０％増の４兆５０６４億円だったと発表した。
訪日客は初の３０００万人突破となり７年連続で前年を上回ったが、
消費額は節目の５兆円に届かず伸び悩んだ。

安倍政権は「観光立国」を目指し、２０年に訪日客４０００万人、
消費額８兆円を目標とする。
だが１人当たりの消費額は３年連続減で、
実現に向けたハードルは高そうだ。

国・地域別の訪日客は中国（１３．９％増の８３８万人）、
韓国（５．６％増の７５３万人）、台湾（４．２％増の４７５万人）の順。
１３年に１０００万人を突破し、この５年で３倍となり、
２０年には東京五輪・パラリンピックもあるため、
政府は「２０年４０００万人の目標も視野に入ってきた」
（石井啓一国土交通相）とする。

ただ、１人当たりの消費額は中国人訪日客の「爆買い」が話題となった
１５年７〜９月の１８・７万円をピークに減少傾向にある。
１８年から消費額にはクルーズ船客も加えており、
従来とは計算方法が変わっているが、目標額の８兆円を達成するには
１人当たり２０万円の消費が必要となる計算。

しかし１８年は０．９％減の１５万２５９４円で
目標達成には黄信号がともっている。

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20190116k0000m020242000c.html

日本と沖縄に共通の薄利多売

税収が落ち込む中で、観光客の落とすお金を期待する。
沖縄でも、観光客1000万人突破と大々的に煽るけど、
実際は薄利多売方式で、観光客の落とすお金はハワイの半分、
ハワイが観光客500万人でも、沖縄とタメと考えるとヒドイ薄利多売だ。
色々考えはあると思うけど、観光客頼みになると、
明らかにお金を稼ぐ力が衰えるよ。
ずーっと沖縄にいるからよく分かる。