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あいみょん


最近、あいみょんの曲にどっぷりとはまりこんでいる。

数ヶ月前、母親が何気なく「この前のMステに出てた若い女の子の声とか歌ええなあ」といった一言から私はあいみょんの歌を知り、素敵な声と歌詞に魅了された。ミーハーな私はすぐにTSUTAYAにアルバムを借りに行き、更に好きになった。

今回は私の「あいみょんよく聞く曲シリーズ」を紹介したいと思う。


「満月の夜なら」はなんだかとてもセクシーな感じがして、まだ心が幼稚な私には歌詞の解釈とかそういったものをつらつらと書けはしないが、すごく官能的で、うっとりする感じ。(笑)(表現下手か)Mステで初めて彼女を見た時も、この曲を歌っていた。

歌詞の冒頭にある「君のアイスクリームが溶けた
口の中でほんのりほどけた
甘い 甘い 甘い ぬるくなったバニラ」

解釈の仕方は色々あると思うが、私にとってこの曲の歌詞はリアルな経験を思い出させる。(※アダルティな感じではありません)ある夏、居酒屋のデザートで1つのアイスクリームを2人で分けて食べたことなんかを思い出したりしてしまうのだ。きっとこの曲、本当は人間的な内容を表現しているのであろうが、私の中では本物のアイスクリームの思い出話。(笑)

ある夏気になる人と飲みに行き、デザートは別のお店に食べに行くことになりほろ酔いで向かった二軒目のお店。てっきり私は1人1個ずつアイスクリームを普通に食べると思っていたが、「お腹いっぱいやし2人で半分こしよ」とアイスクリームを1つだけ彼は頼んでくれた。

アイスクリームの皿に置かれたのはスプーン1つだけで「結構上手いな、食べてみ?」だなんて当たり前かのように普通に言われたもんなら…もうドキドキしっぱなしであった。

「おいしいやん」って私は普通に言ったけど心の中では「ちょーい!間接キスやないかこれは!え!これ普通なん!?」なんてめっちゃ1人で心臓爆発しそうだったことはここだけの話。高校生かよ。

まあそんな話はおいといて...次の曲に移ろう。

「君はロックを聴かない」

私があいみょんにどはまりするきっかけにもなったこの曲。男目線で甘酸っぱい恋の模様が描かれている。

冒頭では「少し寂しそうな君に こんな歌を聴かせよう  手を叩く合図   雑なサプライズ   僕なりの精一杯」

といったなんだかとっても不器用なんだけどすごくキュンとした歌詞がある。

そしてなんといってもサビが良い。

「君はロックなんか聴かないと思いながら
少しでも僕に近づいてほしくて
ロックなんか聴かないと思うけれども
僕はこんな歌であんな歌で
恋を乗り越えてきた」

好きな人には自分の好きなものを好きになってもらいたい。共感してもらいたい。というこの気持ちが本当によく分かるし、素敵。

最後の大サビに向かってのメロディの盛り上がり方も最高に好きなんだよなあ。

人気曲の理由がよくわかる。


そしてそして、今回あいみょんの曲を紹介する中で一番好きで、最近エンドレスで聴いている曲がこれ。

新曲「今夜このまま」

新垣結衣さん主演のドラマ「獣になれない私たち」の主題歌でもあり、このドラマも非常にリアルな内容なのと、ガッキーのかわいさに毎週見入ってしまうのだ。特に2番の歌詞は今の自分と同じ状況が描かれすぎて、仕事帰りにずっと聴いてしまう。

「だんだん息もできなくなって 心の壁も穴だらけで
制御不能 結構不幸? 自暴自棄 です。

そんなに多くはいらないから 幸せの横棒ひとつくらいで
満たされたい 満たしてみたい 乱されたい 会いたい いつかの誰かに」

そしてサビの最後に「今夜はこのまま泡の中で眠れたらな」というフレーズ。

すごく染みる。仕事終わりの電車の中にぴったりの曲。

なんなら聞いてるだけで一杯飲みたいくらいになる。(笑)



あいみょんの曲の良さをもっとたくさんの人に知ってほしい。

秋だからか、これまで紹介したような切なくて甘酸っぱくてなんだか心にぐっとくるあいみょんの曲と歌声と歌詞が私は大好きなのである。