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6.7.2020

本日も晴天なり。

起きてビーチまで散歩に行って、朝の海を眺める。
朝の空と海はスコーン!てかんじの綺麗な青で好き。

毎朝宿の敷地内に来るジョーク(お粥)屋さんは、昨日は8時だったのに今日は7時に移動式バイク屋台でやってきた。
早起きできて間に合ってよかった。
お粥っておいしいと思ったことがなかったんだけど、タイに来て生ショウガの千切りや肉団子が入っててナンプラーやトウガラシを入れて食べるお粥に感動した。
病人のごはんじゃ全然ない。おいしい。

ごはん食べてビーチに行ってプールで遊んだらあっという間におなかが空いて、シャワーと荷造りをしてチェックアウト。
荷物をレセプションで預かってもらってビーチでごはんを食べることに。

レセプションで小さな鉢植えが売られていて友人が買っていた。よく見たら前に見かけてかわいいって思ってたやつだったので真似して衝動買い。
葉っぱに穴が空いてるやつ。日本語だとなんて言うんだろう。

海を眺めながら食べるごはんはおいしくて。
というか本当においしいんだよね、宿の前にある食堂。
エビとかイカとかがぷりぷりだからかな。バンコクで食べるよりおいしい気がする。
お店でも食べられるけどビーチチェアまで持って来てもくれるから迷い無くビーチでごはん。

13時にVanを予約していたので、食事と潮風を堪能してたらあっという間に帰る時間になってしまった。

名残惜しかったけど仕方なく帰路につく。
ちびこいのが何度も「ぼくbeachすき。」と帰りたくないアピールをしてたけど「ママも大好き。また行こうね。」としか言えず。
帰らなくていいものならお母さんも帰りたくない。

食堂に寄ってお会計をしていたら店員さんのひとりが「また来る?」と聞くので、「また来るよ!」って答えたら「何日に来る?」て言われて笑ってしまった。
本当にねぇ、私タイの店員さんの距離感が大好きなの。
接客はかしこまってるより友だちか親戚?って思うぐらいがちょうどいいな。

しっかり予定時間前に来てくれた車に乗り込んで、最後のビーチを眺めながらバンコクへ向かった。

途中でトイレ休憩にガソリンスタンドに寄ってくれる。
タイはガソリンスタンドがサービスエリアのような役割も担ってる。
コンビニ、カフェ、食堂や屋台にお土産屋と充実してるスタンドもあればトイレのみ!みたいなところもあって、寄ってくれたのは後者だった。

コーヒーが飲みたかったので少しがっかりしながら女子トイレの列に並んでいたら、運転手さんが「マイコ!」と言いながら女子トイレにやってきてぶんぶん手でおいでおいでのジェスチャーをする。
何事!?まさか車内で待ってるはずのうちの息子が車にでも轢かれた!?ってびっくりして列を抜けてあとに続くと、すぐ横の誰もいない男子トイレに連れて行かれて「ここでしろ!」と言われた。

「嫌です!」と言う雰囲気でもなかったし「ありがとうございます!」と言いながら一番手前の個室に入った。
用を足してドアを開けたら目の前に仁王立ちした運転手さんの背中があって、まるで守護神のようだった。
今思えば早く帰りたかったんだろう。
トイレしかないガソリンスタンドも買い物をさせないために選んだのかもと思うぐらいには急いでいるのを感じた。

トイレ休憩ではじめて助手席に運転手さんの奥さんらしき女性が乗っていることにも気づく。
こういうタイっぽいのいいなぁ。
夏休みなんかはたまにタクシーの助手席に小さな子どもが乗ってたりするんだよね。
なんだかほっこりしてしまう。
片道3時間半だから往復したら7時間。そんなにひとりで運転するのさみしいもんね。

無事にバンコクに帰ってきたけれど、ラッシュガードなしだった私と長男は何をするにも「いででででで!」と声を出すぐらいには灼けていて、虫刺されのあとも痛々しい。
痛いし痒いし大変だ。

それを見たちびこいのが「もうビーチ行かないよ!けんすけ痛いから。」って言うので、あんなに楽しそうでまた行きたいと言っていたのになんて美しい兄弟愛…!と感動してしまった。
兄弟かわいい。

お母さんは絶対にまた行きたいので、長男に長袖のラッシュガードを買おうと思う。

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