幸あれと

幸あれと
願った瞬間は
螺旋状階段のように
繋がっているのかもしれない

十歳経てもなお
幸あれと
願う私がいる

成長した姿に
願いの螺旋階段を降りてみる
白き点の繋がる階段の下には
確かに
屈託なく笑う君がいた

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