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朝活99日目*とある女のお仕事事情<40代目前、子ありの場合>

私、就活氷河期世代なんです。短大卒なので、ばっちりがっつり影響を受けまして、結果的にどうでもよくなり一旦、就活をやめて1年間は、とある老舗の文房具屋さんにてアルバイトとして勤めました。


時は流れて、40代目前、これからの人生を考えると、もう少し稼ぎたいと思いました。娘は小学校中学年になったころ。学童にも通ってるし、子どもの所在はきちんと確保できてます。あずける時間は19時までですが、近隣企業ならきっと大丈夫だろうという考えのもと、就活をはじめました。


ブランクは、娘を妊娠して2歳になった年の約3年、理由もはっきり「育児」です。職は、複数回変えてはいるものの、すべて3年は超えています。事務、接客、コールセンターの経験はありました。けれど、これと言った「資格」はありません。


就活に出した条件は、以下の3つ。
・9時から17時、残業は1時間程度まで。
・通勤時間は、ドアトゥードアで各30分が好ましいが、残業がなければ1時間。
・土日祝日休み
これは、動かせない必須条件でした。


正社員になるべく、動き出したのですが、数か月経過しても決まりません。何度も見る「不合格」にがっかり。焦りもではじめたころに、契約社員ならとパート先の正社員の方に声をかけられたので、それに乗りました。


一応、推薦をしていただき合格。パート先なので自宅からもそう遠くなく、大元もしっかりした企業さん。安心していました。


けど正直な話、熟考してません。休暇はちゃんとあります。まとまった休みもとれるし、毎月必ず有休がとれます。働く方は、女性がほとんど。しかもママさんが多いので、子どもの発熱などの急な休みにも対応してくれます。


でも、それだけでした。残業ありき、私は娘がまだ小学生だったので、猶予をもらっている状態。30分程度の残業で帰らせてもらってましたが、仕事量が半端なく、しわ寄せは、若い未婚女性に託すことになってしまいました。


9時17時の勤務に対して、残業は19時がデフォルトでそれ以上されている方がほとんど。ホワイト企業や女性が働きやすい企業をうたっているので、上長は、残業をさせないように通告を出していました。


仕事量が半端なくある、というのもあります。しかしもう一つ、原因があると私は踏んでいます。お給与が少なすぎるんです!契約社員ともなると、社会保険の対象となるので、月給からひかれます。お給与日に入金される金額、つまり手取りが低すぎました。思わず時給換算をしてしまいました。パート時代よりも低い・・・。


パートの時給は、当時の県内の最低時給に毛が生えた程度。それよりも低いんです。低いとは聞いてました、金額も提示されていました。でも働きに対して、この金額・・・そこでようやく、すべての正社員や契約社員がなぜ残業するのか、の答えがわかってしまいました。残業代は、きちんと支払われます。休みもあります。有休も計画的に使えます。残業も強制ではないです。


でもね、ライフワークバランスなんて言いますけど、ライフにはやっぱり時間もだけど、お金もだよな~。なんて思って1年経過、次年度の月給は、上司の評価(自分でアピールします)で決定します。1年目だからというのもおまけ的に付け加えてくれて、上々の評価をいただきました。本当におまけの月給アップ。子どものお手伝いしたときのお駄賃のほうが多いかもしれない。


契約社員と正社員の給与テーブルの上限を見て、ここに長くいてはいけない、と本能が言ってました。残業ができないことに申し訳なくなるのもおかしいよね。夫にもしものことがあった場合、どうすることもできなくなるのもやっぱり変よね。ホワイト企業ってなんなのよ。


職場は、好きでした。パートで6年勤めて、人間関係も良好でした。でもそれをとったら何もないこの企業に、ずっとしがみついているのは、いかがなもんか・・・時は、コロナ禍。働き方改革と言われて少し経った頃です。


私も改革することにしました。
この話の続きは、またいつか。育児と仕事の両立って、いろんなところにトラップってあるもんなのね~、だから夫、親、ご近所、ママ友、行政いろんな人の手を使うのよ!でお送りします。


では、今日もいってらっしゃい!

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