【2024年3月】TOEFL iBT感想・反省

2024/03/23,初めてTOEFL iBTを受けてきたので,次回のために感想と反省を書いておきます.TOEFL iBTは最近試験時間が3時間から2時間になったりと色々変わっているようで,自分が試験前にざっくりネットで得た情報と違う点も何箇所かありました(自分が情弱すぎたのがほとんど).

ほぼ自分用なんですが,これから受験される方は最新のTOEFL iBTの情報として参考にしてもらえたらと思います.


気になっていた点

受験するまでがちょっと面倒なTOEFL iBT.自分が受験前に気になっていた点を載せておきます.

  • 身分証明書(ID)について
    免許証(裏面に署名)1枚のみでOK.おそらくマイナンバーカードなど,顔写真+署名があれば1枚で大丈夫です.余談ですが,受付のところで顔写真つきの身分証明書がなく,取りに帰るか同居人に取ってきてもらうかを迫られている人がいました.また,TOEFLは一斉に開始するのではなく,受付が完了した人から始められるのですが,かなり遅くに入室してきた人もいたので,その辺はかなり柔軟に対応してくれるのではないかと思います.3万払ってるんだから身分証明書ぐらいちゃんと調べて持ってこいよと思ったけど.

  • 受付について
    自分が受験した会場では受付は2段階あり(たぶんどこでもそう?),
    ①IDの提出・ロッカーの案内・同意書の記入
    ②本人確認(写真撮影と声の確認)
    →試験室へ行き試験開始
    といった感じでした.①の同意書は名前(ローマ字表記)と署名,今日の日付を書くだけです.内容はカンニングしたらアカンよとか,騒いだらアカンよとか,問題バラすなよとかだったはずです.普通に日本語で書けや.それらに加えて食べ物と飲み物は試験監督に断れば摂っていいよみたいなことが書いてあったので持ち込めるのかなぁと思っていたのですが,キョロキョロすると他の人みんな手ぶらだったので,買ったお菓子と飲み物はロッカーに入れました.次で書きますが,結局10分休憩はなかったのでこれで正解でした.

  • 本人確認について
     受付した順番に試験室前に呼ばれて,顔写真と自分の声を登録しました.顔写真については本当にどうでもいいんですが,普通のカメラで真顔を撮られるので,なんかすっごくブッサイクやなって思いました.撮ってもらった写真は試験前のパソコンに最初表示されますが,自分の顔に自信ない人はここでショックを受けないようにしましょう.
     声の確認については,ETSからのメールで,「本人確認でコレ読み上げてね〜,スクリプトだけ先送っとくね〜,当日見せるから印刷せんでええよ〜」みたいのがあったはずです.それをテキトーに読みます.これもどうでもいいんですが,スクリプトにある試験日(03/23)を隣の受験生が「March, twenty-three」と読んでいたので少し安心しました(カス).僕は醜い生き物です.

  • 途中の休憩(10分)について
     最近2時間に短縮されたからか10分休憩はありませんでした.よって,Reading→Listening→Speaking→Writingと全てぶっ通しです.休憩時間に糖分とカフェインを摂ると良いとネットに書いてあったので,ラムネと蓋の付いているデカいMonster(高ぇし,全然売ってない)を買って行ったのですが,意味なかったです.

  • 隣席の声について
     会場によって大きく変わると思うのですが,自分が受けたところはバリバリ隣の声が聞こえてきました.しかもTOEFLなだけあってレベルが高いのでなおキツイです.というよりおそらくハキハキ喋れている猛者の声だけ聞こえやすいということなので,ここは考え方を逆にして,英弱の人は自分の声は聞かれていないと思って,周りの目を気にせず精一杯やればいいと思います.あとまぁ流石にずっと「受験料¥30,000」が脳内に居座るので,殆どの人は周りの視線なんか気にせず受験できるはずです.僕はそうでした.

各セクション毎の感想・反省

 以下,ただの勉強してない奴の言い訳です.↓↓↓
 一応,単語帳なり問題集なり一通り揃えたのですが,なんだかんだ試験当日までやる気が湧かず,単語帳を1周確認しただけのほぼノー勉で突っ込むことになりました.まぁ最初だし,様子見ってことで.3万したけど.
最終目標としては80/120あると嬉しいのですが,今回はとりあえず60/120程度取れればいいかなという気持ちで受けました.
 というわけで試験時間や問題形式も,ReadingやListeningについてはぼんやり知ってはいたのですが,SpeakingとWritingに関してはほぼなんも知らんという状態で挑みました(爆死).したがって以下は「それは知ってるわ!逆になんで知らんねん!」という箇所が多々あると思います.そういう方々が未来の日本を作っていくと僕は信じています.

Reading

  • 制限時間35分で大問2つ
     「2で割れないのキモいなぁ」と思いながら開始.結構急ぎ目で解かなければいけないことは知っていたので,問われているparagraph以外はすっ飛ばしました.単語帳のみ勉強したので単語の意味を聞かれる問題で火を吹かせたかったのですが,割と簡単めの単語だったので意味なし子でした.大問1つ目に18分ぐらい使ってしまって,"2問目残り時間ギリギリ-焦って思考停止ニキ"になってしまったことから,1つ目は15分で終わらせ,2つ目に時間を作っておいたほうがいいと思いました.
     また最後のSummarizeみたいなやつは大学入試の英語では出ないようなクセのある問題で,前提知識がないと何選んだらいいかよく分からないのでここはしっかり演習するべきだと感じました.

Listening

  • 制限時間10分ずつ→短いので熟考する時間はない
     これも大学入試の英語に慣れているとリスニングで時間に追われるという経験があまりないので,ふと残り時間のタイマーを見たとき結構焦りました.選択肢を見て悩むほどの弱い内容把握ではダメということっすね.

  • 講義形式のやつ,さっぱり聞き取れない
     正直分かってはいたんですが,会話文に比べてマジで聞き取れない.東大を目指していたときにも英語120点中の30点を占める講義のリスニングに苦しめられたので悪夢再来といったところです.
     対策としてはまぁ,講義の音声を聴いて理解する練習をすることぐらいしか思いつかないのでこれは最優先でやっていきたいと思います.あと固有名詞(学名とか)は有名なモノ以外知らなくても話の流れから理解できるようになってます.僕程度でも"mussel"(ムール貝)という単語が出てきた時に,話の流れでなんとなく貝のことなんだろうな〜ということは分かったので大丈夫です.逆にもしmussel=ムール貝を知っていたら脳内をこれが占拠していたので危ないところでした.

Speaking

  • 45秒とか60秒とか長っ!と思っていたが全然そんなことない
     そのまんまなんですが,Speakingに初見で挑んだ僕でさえ言いたい内容を全部言うのに時間が足りないと感じたので,練習を積んで様々な意見が思いつくようになっても,それを時間内に言い切るのはまた1つの試練だと感じました.身勝手の極意が使えるようになっても天使のそれとはまだ差があるのと似てますね.今のはアナ・ロジ太郎が言いました.

  • メモは言いたい内容の概略を書いておくと良いかも
     唯一なんか上手くいった作戦がこの点です.作戦といってもたまたまこれでやってみただけなんですが.Speakingでは話す前の準備時間として20秒〜30秒与えられます.この時間で英作文を作ってしまうタイプの人もいるみたいなんですが,僕はこの時間は英文のスクリプトを殴り書きするというよりは話す内容のボリュームを増やすために色々な意見を考える時間に充てた方が良いと感じました.というより,速記でもできない限り完全なスクリプトは書けないし,30秒程度の短い時間で話す内容を考えつつ英語でスクリプトを書くなんて無理です.英文を作り出すのは未来の自分に任せて,まずは内容を充実させるべきだと感じました.

  • 暗記した文(=定型文?)は❌と書かれているけど、よく使う表現は頭に入れておかないと言葉がほとんど出てこない
     ネットにSpeakingのテンプレートとかたくさん載っていますが,それらを覚えることさえしなかった(魔界はダーブラが統べていますが,怠惰界の王が僕です)ので,頭をフル回転して言葉を紡ぎました(というより言葉の糸くずを製成したと言った方が正しい).自分で話す時ってホントのホントに慣れ親しんでる単語しか出てこないんだなと思いましたね.例えば「評価」って言いたいときに"evaluation"とか"assessment"だったりとか評価の対象に応じて色々あると思うんですが,自分は「評価」→Amazonの評価→★★★★☆みたいなやつ→「レート」という思考回路で"rating"という単語しか思いつかず,これだけをひたすら使ったような気がします.加えて,この"rating"という単語も「〜の評価」って言いたい場合,"rating of xxx"でいいのか,"rating on xxx"とか"rating about xxx"なんじゃないかという知識の曖昧さによる不安から,自信を持って話すことが難しかったです.
     ということで,今までテキトーにやってた前置詞の使い方も気を配って勉強しなければいけないと痛感しました.

Writing

  • 目標字数に対して制限時間がかなり厳しい
     最低150字/20minと100字/10minみたいな感じだったような気がします.問題作成者は比の計算ができないのか?かなりのタイピング力も要求されるので試験室のBGMは後半ずっとカチャカチャカチャカチャでした.これはテンプレートを覚えるなりすれば字数は埋まりやすくなるはずなので,構成・内容を論理的にして時間制限に慣れるという練習をすれば比較的点数を伸ばしやすい(勉強しやすい)セクションなのかなと今書いてて思いました.

  • 全く予習せず突っ込んだのでリーディングとリスニングの内容をどのようにバランスして書くか迷った
     上で,これだけ練習すりゃ簡単っしょみたいなことを言っちゃったんですが.もう一つ練習が必要なのがこれでした.Readingで書いてあることとそれに関連する講義をListeningで聴いて,「講義の要約しろ,Readingの内容にも触れろ」みたいな問題です(そもそも問題文の読解が怪しい).これも同じく大学入試英語では解いたことがなかった(共テとかにはあったかもしれない)ので面食らいました.Readingの部分からどれくらい,Listeningの部分からどれくらい引っ張ってくればいいのか分からないし,というかそもそもListeningが機能してないからReadingのことばかり書いてしまうし...アァッ!!
     といった感じで,以上まとめるとListeningの強化とListening+Readingの混合比を学ぶことがこれから大事ということになります!

スコア

選択肢の問題であるListeningとReadingのみ,試験直後にスコアが画面に表示されます.僕の初TOEFLの結果は

Reading: 20/30
Listening: 16/30

でした!

う〜〜〜〜ん,唯一の稼げるかなと期待していたReadingさんが不調でした!SpeakingとWritingでどれぐらい点数が貰えているのか皆目見当もつかないのですが,ちょっとやばい気がしてきましたね(まぁ記事書き始めてる時点で点数知ってるけど).

(いっぱい書いて疲れたのでマジメっぽいこと言って締めるよ〜〜〜)
今年の6月の半ば〜下旬に再度受験する予定なので,4, 5, 6月の3ヶ月で80点に近づけるように効率よく学習していきたいと思います!

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