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寒い冬は美術館へ


早いものでこちらでの研修が始まって5ヶ月が経ち、おかげさまで色々なことにだいぶ慣れてきております。
ここ最近は、よく暇を見つけて美術館や博物館へ行っております。寒い時は室内が一番ですねー。

アメリカ自然史博物館

前からずっと行ってみたかったアメリカ自然史博物館へ。

ダイナソーがお出迎え

この博物館は周辺在住の人ならいつでもPay-What-You-Wish(任意金額)で入れます。
有名な博物館なので、子供連れと旅行客を中心にとても賑わっていました。

自然史博物館といえば
ベン・スティラーのナイトミュージアム!
いろんな地域の動物も見られます

ちなみに日本コーナーの展示にあった「practice koto」ですが、ちょっとツッコミどころが満載です…。こういうのは、陳情すれば直してもらえるんですかねえ??

お姉さん、もう少し右へ・・・

ニューヨーク歴史協会

そして、たまたますぐ隣のニューヨーク歴史協会(New-York Historical Society)がその日はPay-What-You-Wishだったので、急遽はしご。
どんなもんかなと思いながら観に行きましたが、なかなか面白かったです!けっこうおすすめです。

"Le Tricorne"

これはここの展示の中で目玉のひとつ、ピカソがディアギレフ・バレエリュスの作品 "Le Tricorne" のために描いた緞帳。
20世紀初頭のアートシーンは個人的に大好物なので、観られて嬉しかったです。
なんでこれがニューヨークの歴史と関係あるのかというと、2014年までニューヨークのフォーシーズンズレストランに象徴的に飾られていたものなのだそうです。それが、まあいろいろすったもんだの後にここに所蔵してもらうことで落ち着いたそうな。

そしてこちらは、最上階のティファニーランプの展示。

卓上用のタイプ
床置きのタイプも

いやーきれいでした。
デザインもさまざまあって面白かったですが、皆さまはどれが欲しいですか?
私は基本的にモダンデザイン好きで、自宅にはアール・ヌーヴォーのかけらもないので、もしこれを導入するなら全体的に家具選びを見直すところからです。。。

ブルックリン Time Out Market

マンハッタンからブルックリンに渡ってすぐのところにある、Time Out  Marketへ行ってきました。
Time Outというのは、たしか東京にもあったと思うのですが、街の情報サイトみたいな昔でいう「ぴあ」みたいなやつ(笑)。その本社がブルックリンの川沿いの元倉庫的な建物の中に入っていて、その地上階がおしゃれフードコートになっています。
この辺り一体は、かなりのおしゃれスポットで、フォトジェニックです。
今度から、観光でいらっしゃる方にはここをオススメしようと思いました!

スマホで撮って無加工でこれ
ブルックリン橋!

リンカーンセンター野外パフォーマンス

NYPLでのリサーチを終えて外へ出たら、たまたまMETの前の広場で火の精と風の精のフロートのパフォーマンスが始まりました。
だいぶ良い位置で観られて動画もたくさん撮ったのですが、noteは直貼りはできないみたいなので・・・とりあえず写真を貼っておきます。

巨体なパペット2体

イサム・ノグチ美術館

アストリアまで足を伸ばして、the Noguchi Museum(イサム・ノグチ美術館)へ行ってきました。
昔からずっと行きたかったのですが、ちょっと行きづらいところにあるものでこれが人生初です。

石、石、石
お庭には松や竹も
美術館というより
アトリエっぽい雰囲気

そして、アストリアはなかなか行く機会がないのですが少し調べたらギリシャ移民の多い街で、「美味しいシーフードを食べたかったらアストリアへ行け!」という感じらしいです。
試しに有名なシーフードレストランでTo Goを買って帰ったのですが、これがたしかにものすごく美味しかった!感動するほどでした。

途中で寄ったカフェもすこぶる居心地がよかったし、美術館は今回閉まってる部分がけっこうあったので、これは暖かくなったらシーフードも込みで再訪かなあーと思っています。

Theatre Barnリーディング公演

美術館ばかりではなく、ちゃんとシアターにも行っています。
シアターバーンという団体が主催する新作ミュージカルのリーディングプレゼンテーションを観に行ってきました。
全部で2作品あったのですが、1作品30分でナレーションを使ってざっくりと全体を読みながら、数曲をプレゼンしていくというスタイル。各作品の最後には作家のトークがありました。
プレゼンの進め方としてとても参考になりましたし、作品自体もなかなか興味深かったです。

字幕、手話通訳も付いていました

ニューヨーク大学ティッシュ芸術学部演劇科公演

NYU Tisch(ニューヨーク大学ティッシュ芸術学部)演劇科によるミュージカル公演『ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812』を観て来ました。
学生公演なのでどうかなーと思っていましたが、とても良かったです!
クオリティは大変高く、でも客席は50席くらいしかなくて、なんというかNYCでしか味わえないような特別な体験でした。しかも価格は激安。

もともとこの作品はオンブロードウェイで演った際もイマーシブ(没入)型で上演されたらしいのですが、今回の演出でも、あるものをうまく使ってとても没入できる空間になっていたし、役者が客席のまわりを常に動きまわるのでとても贅沢でした。

狭いのにオケも6人編成でもちろん生。2面客席の我々のいたほうのすぐ後ろに陣取っていました。(ちょっと近すぎw)
どうしても学生ばかりなので、年上の役なども全部学生がやる訳ですが、それも善戦していました。みんなとにかく上手い、そして全力で取り組む姿が美しい。

この作品、日本でも数年前にやっていましたが私は初見だったので、こんなにエレクトロニカとかダンスミュージックっぽい音楽スタイルだとは知らなかったので新鮮でした。なかなか面白い作品。

明かりや小道具なども
できることで最大限の効果
(役者がもう居るけど、これは開演前に撮ってます)

今回2面客席だったので対岸にもお客さんがいて、ちょうど真向かいにギャル3人組がいたのですが、サクラかと思うくらい彼らのリアクションが良すぎて、途中から釘付けでした(笑)

物語の途中でヒロインが浮気をしてしまうシーンがあるのですが、彼女が「やっぱり彼(浮気相手)が好き…」て言った瞬間、
右の子は口をポカンと開けて、信じられない!という表情。
真ん中の子は、膝を叩いて憤慨。
左の子は、なにか非難の言葉を呟いてました。

ずっとそのままでいて欲しいなあ、と切に願います!

やっと寒さが和らいで

最後に。
雨が降ったり、あいかわらず寒い日もあったりですが、少しずつ暖かい日が増えてきました。
先日は突然に18℃の日もあったり。
いいお天気すぎて、買い物に出た近所でつい買ってしまいました。

チェリー&バナナアイス!

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