【完結版】転職がうまくいく人の特徴5選
初めまして!おくらです。
転職について発信してます。
転職という年収アップ方法を使えば、現在の職場で過小評価されている人は一瞬で年収を上げられるし、年収アップの効果はその後長期にわたり継続します。
なぜか?
日本企業は従業員の賃金を簡単に下げられないからです。
良い転職の仕方を知っている人は、間違いなく生きるのが楽になります。
ちなみに厚生労働省の調査によると、
また、dodaによると転職した人の年収アップ額の平均は約50万円だそうです。
非常に雑な想定にはなりますが、4割のビジネスパーソンは年収を50万円アップさせられる可能性があるってイメージです。
転職活動をした結果、もし年収が下がりそうだってことが判明したら、転職しなければいいだけです。
つまり、転職活動に限って言えば、ノーリスクハイリターンというわけです。
個人的には今の職場や仕事に物足りなさや不満を感じている人は、新天地の開拓をやらない理由がないと思っています。
そんな転職ですが、転職がうまくいく人と、転職がうまくいかない人、この2者が生まれてしまうのも事実。
一体この2人の差はどこから生まれてくるのか。僕はぜひ皆さんには転職がうまくいく人になってほしいと思ってます。
なお今回の記事の作成にあたっては、現役の転職エージェントの方に監修をしてもらっています。
僕の転職経験と、現役の転職エージェントのノウハウ、この二つを合わせた記事です。
ぜひ最後まで読んでください。
初めに、転職がうまくいくの定義を確認しておきましょう。
この記事でいう転職がうまくいくというのは、転職先が決まるだけではなく、
年収がアップするなので。そして転職したことに満足して、転職先で活躍するということ、内定さえ取れればOKって意味ではないのでご注意ください。
そういう意味で、転職がうまくいく人の特徴は次の通りです。
具体的なエピソードを踏まえつつ、順番に見ていきましょう。
転職がうまくいく人の特徴の一つ目、転職の目的、軸が明確。
20代半ばで首都圏から地元企業へのUターンをしたAさん。
Aさんの転職の軸はこの2点です。
一つ目、地元へのUターン、
二つ目、ワークライフバランスの改善、
Aさんは専門職だったため、地元Aさんの資格経験が活かせる待遇の会社は限られていました。
Aさんはしっかりとそのことを理解していたため、応募企業は1社に絞り、万全の体制で面接に臨み、見事内定を獲得しました。
転職の目的が明確だったため、非常にスムーズに転職先が見つかった事例です。
逆に目的や軸が明確になっていないと、やっぱりあっちの会社の方がいいかもとか、もっといい会社があるかもといった感じで、
「隣の芝生が青く見えて」いつまでたっても満足ができなくなってしまいます。
皆さん、バビロンの大富豪の七つの教えをご存知でしょうか?
教えの一つに、「欲望に優先順位をつけよう」というものがあります。
欲望に優先順位をつけるということは、目的や軸を明確にするということと同じです。
転職でも、欲望に優先順位をつけましょう。皆さんには欲望の1位から3位のどこかに、年収アップを入れることを強くおすすめします。
お金にこだわった転職をしないと、お金は手に入らないからです。
なお、欲望には責任が伴います。高い年収が欲しいと望むなら、それに見合うスキル、成果を提供する。
風通しの良い職場を望むなら、その職場に見合う魅力的な人間になる、ただの求めたがりにならないようにくれぐれも気をつけてください。
転職がうまくいく人の特徴二つ目、転職で捨てるものを捨てられる覚悟を持っている。
20代後半で未経験から税理士事務所職員に転職したBさん。
Bさんは全くの未経験から税理士事務所職員に転職。
それまではあまりキャリアの軸がなく、転職を繰り返していたが、このままではまずいと危機感を持ち、4度目の転職でキャリアを固める腹をくくる。
Bさんが捨てたものはズバリ、自分の自由な時間です。
経験がないから、自分の時間を使って勉強することや、人よりも多くの仕事をこなすのは当たり前っていう考えを持って、今も自らハードワークを課している。
それを会社から求められているわけではありません。
未経験のため、最初の1年から2年は非常に苦労したものの、今では事務所に欠かせないキーマンとなっているそうです。
転職で盲点となりがちなのが、今ある何かを捨てるということです。
理想的な年収・職種だけど勤務地が気に入らないとか、
捨てることができない人は、いつまでたっても転職先が見つかりません。
現状の良いところを全てキープしたまま、上位互換の転職先を探すのは無理。
これを忘れないようにしましょう。
ノーリスクハイリターンの投資先がないように、何もせずに、自分の理想通りの転職ができる会社は存在しないって思った方がいいですね。
つまり、NoPainNoGainということです。
「痛みなくして得るものなし」
より良いものを手にするために、今持っているいいものを手放しましょう。
その勇気のある人だけが、よりよい未来を手に入れられます。
転職がうまくいく人の特徴を三つ目、準備力がある。
金融機関からコンサル会社に転職したCさん、Cさんの希望するコンサル会社は採用基準が非常に高いことで有名。内定率4%の難関企業です。
Cさんは、現時点で自分に足りない経験等を自分の強みのとして可視化すること、
キャリアビジョンを明確にすること、
あらゆる手を尽くして、希望企業の細やかな情報をインプットすることなど、
徹底した自己分析、企業研究、履歴書、職務経歴書の準備、面接準備を行い、第1志望の会社に内定しました。
同じレベルで準備できる人がいないのだから、彼が内定するのも納得です。
過去に僕に相談して就職したNさんも、自分の軸を明確にし、過去の僕の発言を全部紙に書いて、事前にできる全てのことを準備してから面接に臨んでくれました。
人が自分のことをよく理解してくれてるのは嬉しいものです。
本気じゃなかったら事前に時間をかけて準備なんてしませんからね。
それにちゃんと事前に準備をしてきたか、言葉の端々でわかります。こういった方はやっぱり好印象ですね。
多くの人が圧倒的に準備不足の状態で転職活動をしています。
徹底的に深掘りをして、十分に準備をしてから書類選考面接に臨まなければ、不採用になる可能性は高いです。
普段全く運動しない人が、いきなり42.195キロ走るフルマラソンの大会に参加したら、あっという間にドロップアウトしてしまうでしょう。
これを聞くと、おくら馬鹿野郎、そんな無謀なことせいへんわって思う人も多いでしょうが、実際にそんな人がウヨウヨしているのが、「転職活動というマラソン大会」です。
人の3倍準備をしましょう。
それだけで良い会社に出会える確率、良い会社に転職できる確率、良い会社で活躍できる確率、全て上がります。
プレゼンの天才と言われたスティーブジョブズのiPhoneのプレゼンは、構想を始めてから2年という準備期間を費やしたそうです。
皆さんの周りには、何であいつがあんないい会社に内定したんだっていうな人がいるでしょう。
種明かしは簡単、十分な準備をしていたということです。
転職がうまくいく人の特徴を四つ目、決断力がある。
これらの決断がとにかく早いです。
なぜ決断が早いか、皆さんわかりますかね。目的が明確で、捨てる覚悟があって、準備万端だからです。ここっていうチャンスを逃がさないんですね。
皆さん、こんな話聞いたことないですか。「経営者は占い師を頼りにしている。」
なぜ決断の最後のところで占いに頼るのかというと、もうそれぐらいしか他にやることがないからだそうです。皆が占い師を頼りにしているって意味ではないですよ。
事業の目的も軸もしっかりしていて、何かを捨てる覚悟もあって準備も万端。
それでも事業が100%うまくいくという保証はどこにもありません。勝率50%なら十分いい勝負。それがビジネスの世界です。失敗してもOKです。
大切なのは、リスクを避けることではなく、適正なリスクを取ること。
転職も同じです。最後のところはどうしても気持ちの世界になります。ここで成功の保証を求める人は、絶対にうまくいきません。絶対です。大切なことだからもう1回言います。
成功の保証を求める人は、絶対にうまくいきません。
ここは僕の長年の経験から保障します。他人に保証を求める人は絶対にうまくいきません。ズバズバと決断できる人は最強の人です。
決断した結果どんな結末を迎えようと、自分で責任を取る覚悟があるんですね。何がどう転んでも何とかなるだろう、何とかする。
この割り切りを持ってる人はとても強いです。
準備は万端に、決断は迅速に、これが成功者の共通点ですね。
もし自分の決断が遅いって感じたら、目的、捨てる覚悟、準備、この3点に問題がないか、心のどこかで保証を求めていないか、この点について考えてみるといいでしょう。
転職がうまくいく人の特徴を五つ目、柔軟性がある。
年功序列のお堅い会社から超成長企業へ転職したDさん。
転職は環境がガラッと変わるので、良い変化でもストレスを感じることが多いです。現状維持バイアスがかかるからです。
Dさんの場合も、全く違う業種で、風土も全く異なる会社に転職したため、カルチャーショックはありました。
でもDさんは非常に柔軟性があり、多少違和感やストレスを感じることがあったとしても、それを受け入れて楽しんでいます。
逆に新しいカルチャーを受け入れられない潔癖な人は、転職先で不満を抱きがちになります。
昔転職してきた人で、この会社って非常識な人多いですよね。
前の職場ではこんなことなかったのにな
って言っていた人がいましたが、こういう人はどこに行っても苦労しがちですね。
日本には「郷に入っては郷に従え」ということわざがありますが、英語バージョンだと、こうなります。
「When in Rome, do as the Romans do」
(ローマにいるときはローマ人のようにしろ)4世紀には既にあったことわざだそうです。
昔からうまくやる秘訣は変わらないんですね。ローマにいるのに、刀を差して侍のように振る舞うのはやめましょう。
まとめ
以上をまとめるとこうなります。
転職に近道はなし。
転職で最も大事なのは、
転職の目的、軸を明確にすること、捨てるものを決めること、この2点です。
目的軸と捨てるものが決まったら、準備、決断を行う段階になります。
そして晴れて転職先が決まったら、柔軟性を持って新しい環境に順応するっていうイメージですね。
こういう転職が、後悔のない理想的な転職と言えるかなと思います。
この記事を監修してくれたエージェントを紹介しておきます。
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