3年ぶりでやんす


久しぶりに開いてみたら。
え?
え?
3年も経ってるの??
まずそこにびっくり。

とりあえず最近の出来事を書き留めておこう。
相変わらず体調は良くない。
仕事には這いながらもなんとか行けてる。
3年前の私に言えることは、自分が経験したことない世界を知ることになるぞ、だ。
3年前も今も、私の体調は万全とは言えない。
酷い時は起き上がれず。
でも自分の中でのキラキラした記憶である音楽と繋がりたくて、少しでも体調がいい時はチケットを取った。
計ったかのように当日は行けないことが続いた。
そのうち当日券だけを取るようになった。
それでも途中まで行って帰ることも多かった。
そんな自分が無意識にするようになることがあった。
映画でもライブでも、すぐに外に出られるように通路横を取るか、出入口付近を選んだ。
そんな中、色んなバンドを経て、この人なら歳をとっても一緒にいられると思うラッパーに出会った。
その人の歌詞は温かで、コロナ禍で数少ないライブに出来るだけ足を運んだ。
お酒を片手にゆらゆらと揺れるのが、心地よかった。
その時もちゃんと出入口近くを陣取った。
その人はバンドに属してして、私はそのバンドも好きだったが、ソロの楽曲をより愛していた。
その人は色んな人とコラボをし、大物アーティストとも作品を作っていた。
ゆっくりだけれど、成功していっている感覚を感じていた。
そんな中、コロナのせいもあって2度ほどツアーが延期になることがあった。
もちろん延期になったツアーに参加するつもりでいたので、Twitterでのお知らせを待っていた。
だが何度見ても、その人のTwitterは延期のお知らせのままで、近況が上がることがなくなっていた。
そのうち、バンドから脱退するという話が舞い込んできた。
寝耳に水だ。
メンバーの出した声明にも納得できない気持ちが込められていた。
でもそのバンドは前を向いて進み始めた。
私の好きなその人は、全く音沙汰が無くなった。
バンドのメンバーにも聞いてはいけない、タブーの話になっているらしく、何をしているのかさっぱりわからなかった。
最初は信じなかったけど、どうも亡くなってしまったらしい。
信じられないけど。
本当かな?
信じられない。
でもメンバーには聞いてはいけないと友人にも言われてるし。
私の安らぎは訳も分からないまま消えてしまった。

そんなある日、テレビでなんだかすごいグループが解散?活動休止!!と見出しをつけられ放送されていた。 
テレビに映る彼ら、私から見ると少年のような人達が涙を流している。

なんで泣いてるの??

これが出発点だった。






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