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DIYプロジェクト:海外在住者のための日本座布団作り

夫が求める、日本のくつろぎを再現しよう

こだわり強めの夫、54くんに関するお話です。彼は、寝具はタオル生地がお気に入り。まくらカバーは使わず、代わりにバスタオルを枕に巻いています。シーツは、私がバスタオルを縫い合わせて手作りしました。夫がこのタオルシーツを気に入ってくれたので、私も嬉しいです。

最近、54くんが日本の座布団が欲しいと言い出しました。ツルッとした素材で、真綿のしっかりした硬さと重さが好みのようです。近くの店で買えるふわふわのクッションでは満足できないそうで、最初は日本で買って帰ることを考えたものの、重さがスーツケースの制限を超えてしまうため、一旦諦めたようです。そこで、私も手伝いながら、近くで手に入る素材で試しに作ってみることにしました。


材料はIKEAで手に入る!日本の座布団を作ってみよう

現在、いくつかの試作を経て、2つの座布団が完成しました。正直に言うと、夫の満足度は約60%ほど。私としては、これで十分かなと感じます。

海外在住で、日本の座布団を求めている方には、参考になるかもしれません。必要な材料はすべてIKEAで手に入ります。

試作1

(用意するもの)

  • クッションカバー(50 x 50 cm)

  • フリース素材のブランケット3-4 枚

作り方は、ブランケットをクッションカバーの大きさに合わせて折りたたんで重ね、均等に厚みを調整します。ブランケットが崩れないように、クッションカバーに収めれば完成。

非常に簡単で、クッションの硬さはちょうど良いです。ただし、サイズが小さすぎると感じました。IKEAの大きいサイズのクッション(65x65)も考えましたが、それでは大きすぎます。こだわりのある方にとって、ちょうどよいサイズを見つけるのはかなり難しいですね。さらに、IKEAにはつるっとした素材のクッションカバーがないところも、不満点と言えます。


試作2

(用意するもの)

  • 遮光カーテン生地

  • リース素材のブランケット3-4枚

  • 薄地の布

試作1のクッションカバーをやめ、遮光カーテンを日本の座布団サイズに切って縫いました。これで、日本の座布団サイズのカバーが完成しました。最初はカバーにファスナーをつけたかったのですが、家にファスナーのストックがなかったため、代わりにスナップボタンを使用しました。しかし、スナップにするとクッションの硬さが不足することがわかりました。そこで、重ねたブランケットを、薄い布で覆ってしっかり縫い止めてみました。これにより、理想的な硬さの座布団の中身が完成。作った中身をカバーに入れて、これで完成です。

私は、どちらの座布団も満足しています。何か参考になれば嬉しいです。

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