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マイクタイソンと宇宙人

ここ1,2年で急激にハマってるものがありまして。
それは、『マイクタイソン』と『宇宙人系の都市伝説』です。

この2つは、毎日のようにYouTube見ちゃうんです。
それ系の動画を山ほど見て、もう知らない情報がなくなってきてるぐらいです。

マイクタイソンと宇宙人系の話は、もはや何時間でも話せるぐらいの引出しになってるのですが。
しかし残念なことに、この話題に興味がある人と出会うことがない。
たまに我慢できなくなって、全く興味のない人に宇宙人の話をしてしまい、どえらい空気になることもあります。
全くいかんともしがたい知識です。

ところで。
なんで『マイクタイソン』と『宇宙人系の都市伝説』なんだと。
全く共通点のないものに思える、この2つ。
いや、あるんです。共通点が。

それは、“広い視点からみる世界観”です。


僕は、今までの自分の人生で、2回地獄をみました。
(※この場合の“地獄”というのは、単純に精神的にものすごく苦労した時期という意味です)

1回目は高校生の頃、2回目は去年の秋です。
1回目の地獄は、通常の感覚に戻りきるのに5年ぐらいかかりました。
2回目の地獄は、ピークが去年の秋なんで、実のところ、まだ現在もリハビリ中のようなものです。

地獄をみると、視点そして価値観が大きく変わります。
それが良いことか悪いことかはよくわからないが。「人の幸せとは何なのか」という、平時の精神状態では考えもしないようなことに、地獄の渦中で気がつくものなのです。

こんな例えなら、少しわかりやすいかもしれない。
真っ暗闇の中の一筋の光は、すごく貴重なものとして、目に入ってきますよね。
でも、普段明るい場所にいるときは、光など当たり前にあるものだから、光を意識することもない。

そのように、地獄という暗闇の中でしか見出だせない価値観ってのが、あるんですね。

で、話を戻すと。
僕はマイクタイソンの本を読んで、地獄をみた人ならではの世界観を感じました。
また、地獄をみることになる、その境遇・過程も大変に興味深いもので。
その辺りのマイクタイソンの紆余曲折を、ここからじっくり触れていきたい。
(※Wikipediaみたいに、正確な情報ではない箇所があるかもしれません。)

タイソンは13才の頃に、名トレーナーのカスダマトと出会う。
貧しい地域の育ちで、盗みばかり繰り返していたタイソンは、人にほめられたことがなかったのだが。
カスダマトは、タイソンのスパーリングを一目見ただけで、「未来の世界チャンピオンだ!」と絶賛し、少年院のような施設から出たばかりのタイソンをひきとり、全面的に面倒をみるようになる。
「本当の自分を理解してもらえたことがない」という意識が強く、なかなか心を開かないタイソンだったが、そこから2年ぐらい経つと、「カスだけは別だ」と唯一無二の信頼関係となっていく。

そんな中、タイソンが19才の頃、カスダマトは病で亡くなってしまう。

カスダマトがいなくなった1年後、タイソンは本当に、史上最年少ヘビー級チャンピオンになった。
しかし、「カスの教えが正しいことを証明できた」という喜びも束の間、時代の寵児となったタイソンには一気に怪しい人間達が群がり、訴訟まみれスキャンダルまみれになり。
加えて、カスダマトもいないことで、タイソンに適切なアドバイスをできる者がいなくなり。
タイソンは、ボクシングも私生活もどんどん制御不能になっていく。

タイソンは実質の引退となった試合の直後、涙ながらにこう語っている。
「もうかなり前からボクシングへの情熱を失っている。山のようにくる請求書を処理するためだけに、ボクシングを続けていたようなものだった。もうリングに立つことはないだろう。これ以上ボクシングを冒涜したくない。」

そんなこんなで、タイソンは引退後、ボクシング自体をトラウマに感じるようになり。
栄光のはずであるボクシングを、一時期は思い出したくもない心境にすら陥ってしまったという。

実際にYouTubeで、僕は、タイソンのこんな動画を見たことがある。

タイソンの目の前のテーブルに、数々のチャンピオンベルトが並べられており、インタビュアーにその栄光についてたずねられる。
しかしタイソンは、「こんなものはゴミクズだ」と言って、チャンピオンベルトをテーブルの下に払いのけてしまうのだ。

ボクシングで幸せを掴んだはずだったのに、気がつけば、そのボクシングに首をしめられ、人生を台無しにされた。
そんな心境だったのだろうと思う。
世界チャンピオンにさえなれば全ての幸せを掴める。そう信じて、カスダマトからもそう教わって、日々ハードな練習をこなしてきたはずの自分の人生は一体何だったんだ…と。

しかし、そんなタイソンだが。ここで、どん底の状況であるが故の、価値観の変化が生じる。
タイソンは引退後、自己破産することになるのだが。
自己破産という一見不幸の象徴のようなことをきっかけに、タイソンは「幸せとは何か」に気がつくようになる。

今までは、タイソンを“金のなる木”と認識して次から次へと怪しい人間が近づいてきていたのだが。自己破産した途端、「あいつはもう金をもってない」という認識に変わり、怪しい人間が近づいてこなくなったのだ。
タイソンはそのときに、「大金を持つ=幸せ」ではないことに気がついたのだ。

それからのタイソンは、「今は妻と子供が俺の幸せだ」「もう酒も女遊びもやらない」と、快楽に溺れ切った現役時代とは真逆ともいえる価値観になった。
2020年のロイジョーンズジュニアとのエキシビションマッチの際にも、タイソンが収益のうちの多くを寄付したのは、余分なお金は不幸を呼ぶという考えがあったからだろう。

「地獄というものは、その渦中ではしんどく感じるが、ステップアップする重要な機会でもある。」

広い視点をもてるようになったタイソンは、後に、そのような発言をしている。

タイソンという人は、ホリフィールドの耳噛み事件もあったし、ただただ野蛮な人というイメージが世間では強いと思うが。
本を通じて、僕の中でのタイソンの印象は変わりました。
まず、思ってた以上にナイスガイな人だなと。
文中時折、戦った相手ボクサーへのリスペクトがみえる部分もあるし。すごく実直で、不器用で、嘘をつくのが下手な人なんだなと、個人的には感じました。

タイソンの本を読んだのは、今年の春です。
この記事の前半で述べた通り、僕は去年の秋に地獄のピークを迎えて、今年の春はまだまだ地獄リハビリの真っ最中でした。
それもあって、タイソンのこの本の内容は非常に興味深いもので、僕にとって学びが多い一冊でした。
今ではタイソンの大ファンです。


では次に。
『宇宙人系の都市伝説』には、なぜハマったのか。その辺りを述べていきたい。

元々は、TVの『やりすぎ都市伝説』が最初のきっかけだったような気がする。
で、2年ぐらい前からかな。YouTubeで宇宙人系の動画を見るようになって。

僕は、宇宙人もUFOも1回も見たことないので、子供の頃からずっと、宇宙人の存在は全く信じてませんでした。
YouTubeを見るようになってからも、当初は半信半疑だったと思う。
それが、数々の宇宙人系動画を見てるうちに、点と点が繋がってくることが多くなってきたのです。

YouTubeを見始めて、まず最初に目から鱗だったのは、「ダーウィンの進化論は間違ってる」という話。

ダーウィンの進化論って何ぞやという読者のために、キリンを例に説明しましょう。

まず突然変異か何かで、首の長いキリンがある時誕生し。首が長い方が高い位置の草を食べれることで、首の長いキリンが生存競争に勝ち、結果、その種がメインとして残っていった。

これが、ダーウィンの進化論です。
人間の場合は、ご存じの通り、猿から進化したと言われてる訳ですが。
ここでちょっと待てよと。キリンのパターンと同様に、生存競争の中で猿から人間に進化したというのならば、なぜ猿は今もいるの?ってことになりますよね。

この矛盾点を解消する宇宙人系の都市伝説として、“人間は宇宙人がつくった”という説があるんですね。
これが、やけに説得力のある話に感じまして。

人間は宇宙人がつくった説は、宇宙人系の都市伝説としてはベタな話です。
ベタというか、基本中の基本みたいなものなので、その話をもう少し詳しめに、下記に紹介しておきましょう。

遥か大昔のこと。宇宙人が自分達の星で戦争を起こしてしまい、その星がボロボロになり、住みにくくなった。
で、その星を再び住めるように修復するには、金が最適で。宇宙人は金を探しまわります。
そうしたらある時、「あの星で金をたくさん採掘できるぞ!」と宇宙人が気づいた。その星というのが、地球だったのです。

宇宙人は地球に来て、まずは自分達で金を採掘していくのだが。
そのうち、もっと効率のいい採掘の仕方はないかと考え、そこで、「人間をつくって、人間に金を採掘させよう」という考えに至る。

当時の地球には、既に猿のような猿人のようなものはいて。
その猿の遺伝子と宇宙人の遺伝子をかけあわせて、人間をつくりました。
地球に来る宇宙人は、レベチなテクノロジーをもってるので、いわば品種改良のような感じで人間をつくったのでしょう。

そして、その人間達に朝から晩まで金の採掘をさせて、宇宙人は指示する側にまわった。
ストレートに言うと、人間は宇宙人の奴隷だったのです。。

と、まあこんな話です。
人間は猿から自然に進化したのではなく。ある時、宇宙人が猿の遺伝子を使って、人間という新たな生物をつくったということです。

勿論、信じるか信じないかはあなた次第。
でもこれをベースに考えて、他の宇宙人系の話も更に仕入れていくと、点と点が繋がることが多くなり、もはや都市伝説で片付けるようなものじゃないぞと、説得力を帯びてくるのです。

いろんな話をし出すとキリがないのですが。
例えば、なぜ人種差別というものが存在するのか。
これは、宇宙人が太古の昔に、白人・黒人・黄色人種をつくったときに、黒人を一番下っ端として働かせていたなごりなのです。
いや、これもあくまで都市伝説ではありますが。
宇宙人系の都市伝説をベースに理解していくと、なんと今の社会の仕組みまでもがわかりやすくみえてきたりもするのです。

いやぁ、もっといろんな話したいなぁ。
「神とは何か」「浦島太郎の童話は何を表してるのか」「恐竜滅亡の本当の理由は」「意識とは何か」「フリーメイソン・イルミナティとは何か」「明治維新とは何だったのか」

より個人的な話でいえば…。
「高校のときの、僕のあの体験はそういうことだったのか!?」
「僕が中学の頃、おかんがUFOを見たと言い出したアレは、そういうことだったのか!?」

なんてことも、なんだか全部繋がってくるように思えてきます。

そういえば、芸人のチャンス大城さんが出してる本の中で…いや、本についてのインタビューでだったかな。
とにかく、下記のようなことを述べてました。

「僕はあの時、神様がそこにいることがはっきりとわかりました。勿論、神様の姿が見えた訳ではないです。」
(※チャンス大城さんからの正確な表現ではないです。)

これって、ほとんどの人はピンとこないのではないでしょうか。
でも僕ぐらいの宇宙人系都市伝説知識量になると、このチャンス大城さんの言ってることも全然理解できるのです。

神様というのは、宇宙人であり。宇宙人は、体のない意識体というパターンが普通にある。そして、音を発さなくてもテレパシーでメッセージを送ることもできれば、波動によりどこにいるかがわかる人にはわかる。

こういうことを知っていたら、宇宙人とコンタクトをとれる状態になってる人に起きる現象である、ということが理解できるのです。

どうですか。さすがにこいつ頭おかしいなと思ったでしょう。
マイクタイソンのところまでで読むのやめときゃよかったという読者のテレパシーが、今僕の脳に直撃しております(笑)

しかしここで残念なお知らせです。もうちょい宇宙人の話は続きます。

続くというか、僕の心境の変化とリンクさせた話をします。
宇宙人系YouTube動画を山ほどみてるうちに、僕は“宇宙から見た地球人”という広い視点での世界観が、なんとなくですが、わかる気がしてきました。

これは良いことか悪いことかはわかりませんが。
争いごとや競い合いが、なんだかちっぽけなことに思えてきたのです。

かつて、M-1グランプリが始まった頃。
明石家さんまさんがTVで、「俺はお笑いに順位つけるのは好きじゃない」と、反M-1ともとれるようなコメントをしたことがありました。
当時、新たに始まる大会であるM-1グランプリに大注目・大興奮していた僕は、そのさんまさんの言葉が全くピンときませんでした。

しかし今となると。
僕のフィルターを通した勝手な解釈とはいえ、さんまさんのあの言葉の真意は、こういうことだったのかなぁと思えてくるのです。

あなたの笑いで誰かを幸せにできるのなら、それでいいじゃないか。
あなたの笑いで、自分が幸せになるのなら、それでいいじゃないか。
M-1で優勝しなくても、あなたの笑いでしか幸せにできない人がいるならば、その人にとって、あなたはもう優勝してる。
それが、笑いの本質なのではないか。。

少しきれいごとを並べ過ぎたかもしれない。

でも、意味があると多くの人が思い込んでるだけで、実は意味のないことってあるんです。
何者かの手のひらの上で、社会に、市場に洗脳され、踊らされ、本質が見えなくなる。

宇宙からみた地球人の競い合いは、そんな感じなのかもしれない。
なんて、この頃思ったりする。

あと、明石家さんまさんは、ひょっとしたら宇宙人とコンタクトとれる系の人なんかな。。


最後に。
僕の中で印象深い、奥田民生さんの歌詞を一つ紹介したい。
19年前のアルバムの中の一曲『アーリーサマー』のラストの歌詞です。
  ↓   ↓

花火のどこがおもしろいんだろう

星はたぶんそういうなあ



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