夢追い人こそ効率のいい副業を

48.作業が増えた

時給で訪問営業をしていたときは、社員がまわる地域・マンションを決め、こちらは車の後部座席に乗って一緒に移動。
言われるままに指定されたマンションを営業していた。

それが自分一人で決めて、一人で営業するとなると。
事前にどこの地域・マンションをまわるかを、自分で計画立てないといけない。
好きな地域をまわれるというメリットがある反面、計画立てる手間がかかることにもなるのだ。
それも、漠然と"大阪市◯◯区をまわる"ではいけない。もっと綿密な計画が必要だった。


車のない僕。
今までと違って、最寄り駅までは電車で、駅からは歩きでの移動となる。
歩きでは、車よりもまわれる範囲が限られる。

であれば、リストにあるマンションの位置を事前にしっかり調べて、何時からどの順番でどのマンションをまわるのが最も有効なルートなのかを決めておかねばならないのだ。

リストに記載されてるマンションの住所をPCで地図検索して。
・最寄り駅はどこか。
・最寄り駅から何百メートル離れているか。
・リストに記載の他のマンションと、どれぐらい離れているか。

こういったことをいちいち調べておかないと、限られた時間を有効にまわることはできないのだ。

時給で働いてたときは、この作業がどれだけ手間のかかるものかはあまり想像していなかった。
これがいざ自分でやってみると、思いのほか時間をくう作業だと気付かされたのだ。

また、時給で働いてたときと違い、事務作業も僕がやらないといけない部分が増えた。

例えば、商品券や無線LANのプレゼントという特典を付けなければ契約をとれなかった場合。
商品券や無線LANを仕入れて、発送するのも僕のやる仕事となった。
特典は自腹をきってプレゼントするものだったので、どこでどの無線LANを買うのが安く済むのかも調べまくった。

こういったことも時給時代には僕がやる必要のなかった作業で、自分でやってみると案外手間と時間をとられるものだった。

総じて、僕は「細かな作業により奪われる時間をナメていた」と言わざるを得なかった。






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