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働かないアリは好きで働いていないワケではない!

アリの社会構成として「働きアリ」は2割で、働きもするが休みもする「普通のアリ」が6割いるそうです。残りの2割は「働かないアリ」です。

よく人間社会、特にサラリーマンに例えられます。
この構成比率2:6:2は、全体量が減っても変わらないそうで、結局2割の「働かないアリ」はそこだけ取り除いても、6割の普通のアリから「働かないアリ」になるそうです。

私は、今の職になる前はどちらかと言うと「働きアリ」の方でした。
今の時点で「普通よりの働きアリ」はと思いますが、2年前までは「普通より働かないアリ」でした。

相対的に見ると当時の自分は、周りから気遣われている「普通よりの働かないアリ」だったと思います。私のほかにも働かないアリは「歳をとった引退まじかなアリ」と「出世したいけど、責任は取りたくないアリ」「要領が悪いだけのどんくさいアリ」がいたと思います。

若い「働きアリ」2人と「歳をとった引退まじかなアリ」がグループから去り、グループメンバーが13人から10人なった時点で立ち位置が変わりました。

結局今でも私は「普通のアリ」は変わらないですが、「要領が悪いがどんくさいだけのアリ」は「働きアリ」になりました。

ここで思ったのです。「働かないアリ」ではなく「働きたくても実力を認めてもらえないアリ」なんだなと。

本人はいつも一生懸命に働いているのでしょうが、相対評価としてのものが自分についてくるわけなんですよね。

社会と言うのはそういう構造で、人口が増えれば私もあのまま行けば「働かないアリ」だったのだと思います。

運も実力のうちとか言っていた若かりし頃は、人が多かったのもあり、自分で言うのもなんですが「努力」もしていたと思います。そのおかげで、あの頃は一目置かれていたと思います。

最近、団塊Jr世代の構造に似ていると思うのです。
バブルの時には人が多くて埋もれていた人材が、2021年アラフィフになって、世に出ることができるチャンスなんじゃないかと。

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