溢れるゲーム愛をTL破壊しないように垂れ流す

愛があふれる5本の大好きなゲームソフトがあって語りたいんだけど
ツイートに垂れ流すとえげつないことになるのでここに垂れ流します。
また、ネタバレを含みます(極力控えてはいるけど、ちょっとはある)
のでご了承ください。
まず最初はFF7

★FF7


シナリオ構成   10
ゲームシステム  10
ゲームバランス   8
音楽       10
世界観      10
キャラクター   10
グラフィック   10
オリジナリティ   7

総合点数     10
  

文句なしの素晴らしいRPGである。
自分を構成するゲームといってまず浮かぶのがFF7だと言っていい。

①FF7はどこが面白い

一番素晴らしいところはシナリオ構成である。
臨場感抜群過ぎるOPイベントであるミッドガル編が終わって、
広いワールドマップが現れ、世界を旅しながらセフィロスを追っていく。
主人公の目的は徹底してセフィロスであり、お邪魔虫は神羅である。
敵キャラにもこちらが愛着が持てるキャラクター性が付与されており、シナリオを進め幾度も顔を突き合わせるたびにいつの間にか敵であったはずの神羅一味のことも憎めない奴になっているはずである。
キャラクターの魅力を丁寧にストーリーの進行と共に育んでいる。

そして、プレイヤー目線からすれば、セフィロスのボス感はひたすら高まり続け、途中からよく分からん奴が実は黒幕でしたーなんてことはなく。※1
最高の格をもったまま、ラストダンジョンを迎える。
起承転結の結に最高のエネルギーを抱えたままプレイできるゲームは意外に多くはない。
それだけ敵に対する格や愛着などを育むのは難しいということでもあるだろう。

ラスボスは(というか全体的に)あまり強くはないが、ライトユーザーがこの最高のテンションを持ったまま、大体ちゃんとやれば一回で、あるいは負けてもやり直せば勝てるくらいの強さが個人的には適当であると思っている。
一番気持ちが乗ったところでエンディングを迎えることが出来る良難易度だと考えている。

②FF7のキャラクター

キャラクターデザインに関しては天才と言わざるを得ない。
とにかくオーソドックスにかっこいいキャラをちりばめている。
RPGにはよく好き嫌いが分かれそうなキャラやデザインがよくあるものだが、このゲームは全てのキャラがかっこよく、魅力的だ。
俺個人から見てもそうだが、多くの人間から支持を受けるであろうデザインであることは疑うべくもない。
(これが行き過ぎてイケメンパラダイスや卵にヅラを被せた人形のような女ばかりなのは個人的に好きではないが、FF7は非常にいい塩梅であると思っている。)
(まあ狙うターゲット層次第なんだけど)


総評

完成度がありとあらゆる面で高すぎるゲームです。
とっつきやすいゲームシステムと、ワクワクするSFシナリオと、それを支える魅力あるキャラクターという三本柱が支えています。

RPGのオーソドックスな魅力を伝えてくれるゲームでしょう!

ぜひやってほしい!

次、あまり世間評がよろしくないダークファンタジー


★DQ7

シナリオ構成    9
ゲームシステム   9  
ゲームバランス   8  ※2
音楽        9 
世界観      10 
キャラクタ     6 
グラフィック    9 
オリジナリティ  10

総合点数     10
  

結局のところ世間評がよくないゲームなので、個人的な好み、と言わないとならず、悲しいが共感を得ることはできないのだろう。
ただし、世間で評判が悪いから~みたいな先入観や同調圧力で悪い評価にするのはやめていただきたいとは思う。
俺の目線からするとクッソおもしろいゲームであり、じゃあどこがおもしろいと思っているのか細やかに説明していく。

①DQ7は何がおもしろい

友達と冒険感。
まずこれが素晴らしい。
色々RPGはでていて様々なシナリオはやりつくされているが、案外友達と異世界に行って、その謎を追っていくというようなシナリオはそう多くはないのだ。
DQの主人公に限ったとしても、ほぼすべての主人公の旅の当初の目的は、使命や責任が最初にくるモノで、純粋に世界を探求するための旅というのはほとんどないのだ。
DQ7は世界の謎を解く旅を、幼馴染の親友たちとできる喜びにあふれている。
辛い話も多いが、動機としてはとても幸福にあふれた冒険なのである。

友達と遺跡の秘密を探って、大人たちには内緒で、それをかぎつけてついてくる女の子がいたりして、このワクワクはえげつない。
このゲームをプレイしているときは少年に戻った気持ちで、大人たちに内緒で自分たちだけが知っている秘密の異世界を冒険しているつもりでプレイしてみて欲しい。
自転車で新しい場所を駆けまわったり、秘密基地を作ったりしてみた少年時代を思い出してみて…
最高の臨場感を味わえると思う。

②秘密

上でも述べているが、DQ7を魅力的にしているのは<秘密>である。
大人に内緒で異世界に行くということだけではない。
世界の秘密を知っているのは自分たちだけなのだ。

皆は知らないけど、この町守ったのは俺たちなんだ。
この人があの人の子孫なんだ。この家はあの人の家だ。
この町は昔こんなことがあったからこういう文化になったんだ。
今はそれを知っているのは自分たちだけ。

これが本当にたまらないと思う。
いつしかその異世界を旅する過程で断片的に見えた情報から、
世界の脅威を知り、目的が世界を救う旅に変化していくのだが、
いつの間に、誰も知らない冒険だったはずが、たくさんの人脈ができていて、たくさんの人が冒険を助けてくれるようになる。
めちゃくちゃ胸アツのシナリオだと思う。

自分がプレイするにあたって最高にノレたシナリオだった。

③少しダークなファンタジー

石板が集まった世界に飛べるという構成上、オムニバス形式?のミニシナリオの集合体である。
新しい世界に行くたびにこの世界はどういう所なんだろう?
と、周辺や街を探索するのがまずメチャクチャおもしろい。

それぞれの世界では様々なオチが用意されている。
更に異世界同士に関係性がある場合もあるのだ。
大体の場合主人公が救う前の世界はギスギスしていて、微妙に胸糞悪いような展開も多い。
その結末はいくつかのシナリオでは救えない気持ちになる、おおよそハッピーエンドとは言えないオチもある。
つまり、予測できないオチになっている。

世界1つ1つにギミックが仕込まれており、世界の謎を解く、ミステリー要素もあって
(悪役の正体が分からなかったり、世界自体が物理法則を無視した状況になっていたり様々である)
たくさんのミニシナリオと予測できない結果のオンパレードで本当に楽しませてくれた。

前述の通り少し暗い話が多いのかもしれないが、総合的にはネガティブな気持ちで終えるゲームではない。
多少評判で過剰になっているところがあるので、構えてしまった人も特に気にせずプレイしてほしい。

④キャラクター

これに関しては少しダサいのかもしれない。
意図的に堀井があか抜けないデザインにしたということは分かるのだが…
ちみっこの頃は、ガボが仲間になってもあんまり嬉しくなかった。
かっこ悪かったから。(残酷なちみっこ)
今見るとマリベルもクッソ可愛いしメチャクチャ…もうめちゃちゃ好き!!で魅力的なんだけど、ちみっこが理解できる可愛さとはちょっと違っていた。
RPGにおいて仲間というのはすごく大事で、仲間になってもそんなに嬉しくなかったという感情を生むデザインなのは、好ましいものではない。
大好きなゲームだがここは厳しめにつけておく。
DQ6やDQ8のようなデザインはかっこよくて今も人気のキャラが多いね(チャモロ以外)


⑤※2シナリオ構成・ゲームシステム・ゲームバランスについて

ネタバレ含む!やってない人は飛ばして(目をつぶってスクロールしてくれ)


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まずシナリオ構成に関しては、まーキーファオルゴ説の話になっちゃう。
キーファオルゴ説というのは都市伝説みたいな話で、キーファが実はオルゴデミーラの正体なんだ!
という説が世間的に結構盛り上がった話である。
自分が公にキーファがオルゴなんだ!うわああ!と言い張るつもりはさらさらないのだが、それを置いてしてもこれ一体何だったんだ?という投げっぱなしのイベントやアイテムが多数存在する。
シナリオはすごく好きなんだけど、うー…ん?
っていう部分も多少はあるのだ。

(個人的にはキーファオルゴ説はプロット段階、堀井の脳内ではそうだったんじゃね。と思っていて、もしそのシナリオだったら、いや…暗すぎるだろ。っていうのも最もだと思っていて<広い層、ちみっこ含む広い世代でプレイされることが確定していてるゲームなのだから>
でもそのシナリオだったら10点、いや10点満点中12点あげてたなwっていう感じの心境。)

ゲームシステムに関しては自分はちみっこで時間があったので、特に問題なかったが、石板を取り逃すと結構大規模な捜索が必要なことが挙げられる。
が、占いオババに訊けばまあ分かるしなあ…
(占いオババの存在に気付かないというのもかなり少数派なのでは?と思うほど目立つ場所にいる。)
ただそこに往復したりするのはだるいなあ…
あと序盤のフラグ管理も人によっては詰まるかもしれないというのを世間評も鑑みて9。
個人の意見だけでいいなら10でいい(DQだし)

ゲームバランスに関しては、ヘルクラウダーが強すぎるとか?
戦いにいくまでも面倒だった記憶。
でもまあこういう強いボスがいるのも攻略のし甲斐があっていいんじゃないか。

あとグラコスの世界はちょっとひどい。
職業を変えれなくなって戻れなくなるのは
職業熟練度が無駄になるヘイトは誰もが嬉しくない。
まあゲーム自体が黎明期だからこの辺のノウハウのなさは許してやって。
とまあこの辺が良くないけどあとは楽しいボスのオンパレード。

まあ後は職業のバランスがちょっと悪い感じがしたなー
でもそれはDQ6からそうだったか…



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ここまで飛ばして…

総評

ミニシナリオが非常に秀逸で、戦闘も個人的には非常に楽しめる難易度。
最高に楽しいが、開発期間が十分あればなお良くなったはずという作品ですね。

主人公や仲間のデザインは要改善だったのと、もう少し後期の仲間に愛着をうまく持たせる工夫があればよかったが、開発期間やノウハウの問題であろうことなので、そこは後の8や10で改善されていきますね。

★ゼノギアス

シナリオ構成    8 
ゲームシステム   7 
ゲームバランス   7 
音楽        9
世界観      10
キャラクタ     8 
グラフィック   10 
オリジナリティ   9

総合点数      9
  

次はFF映画のこけた影響で予算が打ち切られたとか言われる、
SFロボットミステリーゼノギアス。
ファンタジー&メカ&格闘&SF&ミステリー。
この中で2つ好きなもんがあったらもうやれ!って感じ。

①ゼノギアスの魅力

上述したゲームらよりも若干全てがシビア目に見える評価点。
7点を確保しているので、つまらないとかではないのでご安心を。
点数なんてものはあくまで完成度に過ぎない。
実際にとある人間を惹きつけるか否かというところは、もっと好みの部分がぶっ刺さったか否かというところが大事なのだ。

つまりぶっ刺さったのだ。
このゲームの何が面白いかを一言でいうとシナリオと世界観がたまらん。
という所に尽きる。

壮大なSFだと思ってくれればいい。
SFは多感な時期に出会うと、非常に人の心に影響を与えやすいものである。
エヴァンゲリオンなんかが最も分かりやすいケースだろう。

シナリオのおもしろさや空気感を伝えすぎるとネタバレにつながってしまうので繊細になる必要があるが、
シナリオの根幹に触れぬよう、このゲームの魅力を区分で分けて説明してみよう。

②深まる謎、SFミステリー要素

そもそも俺は謎を追うシナリオが好きなのだ。
シナリオ開始時点で既に様々な伏線が散りばめられており、なんなら主人公から敵の存在から何から何まで謎である。

大雑把に言えば、文明は中世程度なのだが、メカは存在するというSfとしては少し異色の設定になっている。

話を進めれば、少しずつ世界情勢が明かされるが、常に謎は残っており、それが断片的に明かされていくのを、次々と気になってシナリオを進めたくなるのだ。

主人公は次から次へと災難に遭い、休む暇もない臨場感あふれるストーリーで、非常にワクワクさせてくれる。

まあいくら語ろうともネタバレ回避の為に抽象的なふわふわな言論にならざるを得ないので、次に行こう…

②メカ&格闘

最高なのがSFだけあってメカが出てくるし、メカを扱っての戦闘が行えるRPGなのだ。
メカを改造したり、新しいメカ必殺技を覚えたりして戦うのだ。
まあメカ戦はガチョンガチョン音が鳴りまくってたまらないのだ。
メカデザインも個性的であると同時にクッソかっこいいとも思っている。

だけではなく、ビームライフルや機関銃がメインウェポンの世界ではないのだ…
主人公のメカは格闘で戦うのだ!
こっれっがマッジクソたまらん。いわゆるGガンダムのようなノリをもっとシビアな現実的なSF世界観に持ち込んだような感覚だろうか。

(この推しで気になったからと言ってネットですぐメカデザを調べるときには気を付けて欲しい。ネタバレもついて回るからね!
俺を信じて見ないで始めるくらいでちょうどいいよ!)

おおざっぱにメカデザを伝えると、リアルロボットの機能美に、スーパーロボットのロマン感を備えた良いとこ取りのような感じ。

シュッとしてるけど派手な感じ。

総評

このゲームはFF7と同時期にそこそこのコストを使って開発されており、FFの映画がこけたせいで予算が捻出できなくなり、微妙に未完成な部分もあってそこを叩かれたりします。
が自分の価値観ではその未完成さは余り気にならないです。
むしろこれで良かったんじゃない?って思っています。

シナリオよりのRPGだけど戦闘もまぁまぁおもしろいよ。
でも戦闘が多いから今の価値観でやるとダンジョンマップくらいは攻略みてやってもいいかもね。
という感じです。

やってくだせえ~



勝手に筆が進んだら
次回はFF8とロマンシングサガ2です。↓書こうと思ったら力尽きた

★FF8

シナリオ構成8 ゲームシステム9 ゲームバランス7 音楽10
世界観10 キャラクタ8 グラフィック10 オリジナリティ10
           総合点数9  

ロマンシングサガ2

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