見出し画像

唯衣ってころもやな vol.10      有美子会長の卒業で思ったこと

これは大阪言葉だと思うのですが、皆さん「いとはん」って知ってますか?昔、商売人の家に生まれた女の子は、長女が「いとはん」次女が「こいさん」と呼ばれていました。そこで有美子会長、場所は福岡ですが大きな家具屋さんに生まれ、三人姉妹の長女。世が世なら婿養子をもらって稼業を継がなければなかったかもしれません。しかし大好きな欅坂への思いは募るばかり。思い切って受けた坂道合同オーディションで見事合格し、2期生として加入することが出来ました。

この写真は今年の6月、福岡ペイペイドームでの始球式の様子です。長身の見事なスタイルでの投球。もちろん、大いに話題にはなりましたが、どこにも「じつは関家具の娘さんなんです!」という記事は載ってなかった。実況のアナウンサーも「地元福岡出身で、小さな頃は良くホークスの応援に来ておられたそうです」としか言わなかった。おそらく本人が拒んだのかな。ひとりのアイドルとして、自分のちからだけで勝負したかったのかもしれません。加入当初は関さんという呼び名さえ嫌がってましたから。

憧れで飛び込んだ世界、歌もダンスもいちからで大変だったと思います。あと性格的なものもあるしね。でも、素敵な先輩仲間に囲まれて、楽しい日々が過ごせていたらいいなぁ、いやきっとそうでしょう。

松平さんにしろ、有美子会長にしろ、やっぱり2期生の卒業は無念さが残ってしまいますね。でも今は4年間本当にご苦労さんでした、と言いたい。最近は体調も優れなかったようなので、一旦は地元福岡に戻ってゆっくり休んで欲しい、って思います。そして次の夢もあるようなので、僕らファンは皆期待していますよ、と伝えたい気持ちでいっぱいです。

卒業と言っても次の5thシングルまでは、いっしょにいてくれるそうなので、残りの期間、心置きなく応援したいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?