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オールド・ブルについて私が知っている二、三の事柄

オールド・ブル。
李白や古の中国の詩人、ビートの詩人たちのように都市と地方を往復している。
かつて都市の中心で詩を吠えていた。
吠えていたというのは過剰で、ささやかに詩を灯していた。
そんな、ささやかな明かりに集まってきた人たちもいる。クラブとバーの中間みたいな場所で、酒と詩に宵中酔いふけったりしていた。


ビートニク詩人に打たれて、感化されて、永遠のヴィジョンを夢見ていた。
この名前は「路上」の中で、アメリカを彷徨う探求者に永遠のヴィジョンを話した
オールド・ブル・リーから拝借している。
リーがないのは敬意からだ。
消費社会のサイクル、大量消費により成り立つ社会の構造と対を成す
ずっと続く社会。人々が自分らしくのびのび暮らすユートピア。

そんな生きた風景に詩が辿りついて、

ここでささやかな詩を灯して、輪が広がることを願って。
詩をつづる。

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