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新しいScratch向けブラウザ拡張機能「ScratchTools」

ScratchToolsはChromeでのユーザー数200人のころから使ってます。どうも、こいんまにあです。今回はScratchの新しいアドオン、「ScratchTools」について説明します。

ScratchToolsとは

ScratchToolsとは、ChromeやFirefox, Edgeで使えるアドオンで、ScratchのUI(見た目)や機能追加など色々カスタマイズすることができます。ユーザー目線で追加された機能が多いようです。英語のみ対応しています。(近日中に日本語にも対応します。そのときは他の機能とともに新しく記事を書きます。)
↓こちらからダウンロードできます。
Chrome Firefox Edge

ホームページ

機能

ScratchAddonsとかぶっているもの

Scratch用のアドオンなので、ScratchAddonsと同じようなものもたくさんあります。両方のアドオンを使うときはオンにしないほうがいいでしょう(競合する可能性があるため)。これらのものは多分他のScratcherの方が記事を書いてくれると思うので、詳しい説明は省きます。
・エイプリルフールネタの再現
・プロジェクトの完全なタイトルの表示
・スタジオ離脱ボタンの追加
・ブロック数の表示
・メッセージ数の表示
・Scratch2.0風の表示
・ユーザー統計を表示
・ダークモード
…など。

独自の機能

ScratchTools独自のアルゴリズムを用いた機能や、ユーザー目線の機能が多いイメージです。
・[NEW!]非共有のプロジェクトを前のTurbowarpみたいに見れるリンクを生成する 前のTurbowarpみたいに自分の非共有のプロジェクトを見れるリンクを生成します。そのリンクを知る人だけがそのプロジェクトを見ることができます。
・ユーザーのブロック 疑似的なものですが、ブロックしたユーザーからのメッセージを非表示にすることができます。

こんなボタンが追加される。

・エディターで使えるフォントの追加
自ら追加することはできませんが、impactなどのいくつかのフォントを追加してくれます。
・広告、タグの非表示
プロジェクトの宣伝をしてくる輩のコメントや、プロジェクトのタグを非表示にしてくれます。
・NFEチェッカー
STがFE(For Everyone、すべての人向け)と評価したかNFE(Not For Everyone、すべての人向けではない)と評価したかNot Rated(まだ見ていない)かを表示してくれます。NFEと評価されると、トップページ、検索、プロジェクトのリミックスタブに表示されません。
・Scratchのサイトのフォントの変更
Scratchのサイトで使われているフォントを変えることができる。

フォントをけいふぉんとにしてみた。ScratchAddonsの機能も映り込んでいる。

・サウンドエディターでの音声の一時停止
・英語圏の傾向に乗っているかを表示
・クラウド変数を使っているユーザーの一覧表示
・フォーラムの署名の非表示
…など。

まとめ

今回はScratchToolsについてサクッとお話しました。結構多機能で面白い機能も盛りだくさんなので、ぜひ使ってみてください。
ScratchToolsさん、日本語対応させるときはぜひ読んでください。✨

追記:ScratchToolsの翻訳活動のうち、日本語翻訳のプロジェクトに参加することができました!頑張ります!

Scratch、Python、Unity、ラズパイなどをいじってます。ソフト系に傾いていってます。 ↓自分のサイト(Googleサイトですみません) https://sites.google.com/view/Oldcoinmania