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きょう見た夢の話。


今日の夢で出てきた、かれ。

もう少ししたらまた、遠くに行ってしまうのはわかっていて、

”彼は微笑んでいるけど、どんな気持ちで今ここにいるんだろう”
私はかれの顔をみながら考えていた。

見送りの場面になって、
「私、見送ってくるわ」って友達に伝えて、
駅まで一緒に向かってんだよね。

「何分の電車?」
「特に決めてないー」

多くは語らず、
心で会話した。

”離れたくないよ”
”行かないでほしいよ”

手を繋いで向かっているんだけどさ、

その繋いだ手が糸電話のように通じて、彼の声が聞こえるの。

寂しさも、強さも、愛してくれていることも、わかる。

”ソウルメイトってこういうことなのかな”
そんなことも思った。

別れ際、目を赤てる彼の笑顔に向かって
「達者でな!」ってあっさり見送ることしかできなかった。

彼も気持ちがよくわかるからこそ、
引き止めていいんだよってことも、
もっとわがまま言っていいんだよってこともわかる。

自分の不器用さに涙がでた。

彼の決意を応援することしか、
私には愛する方法が見つからない。

これでいいんだって、自分に言い聞かせている姿に、

「どこまでも強い子だ、あんたは絶対幸せになれるから」って励ましてあげた。

そして目が覚めた。

連絡してみようかなっておもったけど、
連絡先はない。

繋がっていたいと思う気持ちは、本物。

かき消す必要もないし、大事に温めていけばいい。

形として見えないけど。

大事な人に想いを馳せるって素敵なことだな、
あったかい気持ちになれてうれしかった。

oli





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