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「家庭でできる自然療法」の読み方 上級編

以前に、同じ題名の記事を書きました。

「家庭でできる自然療法」の読み方

この本は、東城百合子さんという自然療法の大家の方が書かれた、辞典のような本。索引を抜いて415ページあります。

以前は、初めてこの本を読む方に向けて、通読のすすめを記載しました。
今回は、すでに読んだことがある人に、そして健康を常に目指していく人に向けて、時折読み返すことをおすすめします。

すでに、自然療法がすっかり身について実践でき、健康そのものという場合はいいのですが、この日本に生きていてそんな人は稀だと思うのです。

だって、食べ物、豊かですもの。

GDPが成長なかろうが、先進国の中で年収が低かろうが円安だろうが、
実際スーパーやコンビニにはたくさんの食べ物が品切れすることなく溢れています。ひと月もあけば見たこともないような魅力的な新製品だって、目に留まります。

誘惑もいっぱい。

映えるレストランに映える食べ物、何やら外国の食べ物が導入され常に何かが話題になるし、会社の人とのレジャーはほぼ飲み会。忙しく時間に追われる毎日では、食事を購入するのはもはや当たり前の時短術。

こんな現代社会に生きていては、よほど心を強く持たないと、信念を持ったつもりでもすぐ外れてしまいます。 

そこで、何ページ目でもいいからパッと開いて読み返すと、忘れていたことに何か気付かされるのです。 

今、「流行性感冒・感冒」の欄を見ていました。
そこにあるのは
「間食をやめ、食事をよくかんで、御飯にすりごまをたっぷりかけて食べ、梅干しを一日二個食べ、腹八分目にして…」そうすれば、風邪をひかない丈夫な体になるということなんですね。 

間食、してました。手土産をよくもらう部署になってしまってから、特に。
よく噛むのも、最近忘れていました。忙しくて。
わあ、すりごまなんて、なくていいことにしていたな。
梅干しも一日一個以下だった…!!!

と、リアルに反省点がもりもりわかりました…。

もちろんここにある少しの文章にあることすべてを守り切らないと全くダメなわけではないのですが、日々の生活にかまけて、ことごとく、外しているのがわかります。そしてコロナ…。腹八分目だけは守っていましたけど。 

前回の記事で、私にはこの本がバイブルと書きましたが、まさにそれと同じような使い方がいいなあと思います。

通読したら、たまに読み返す。どこか少しだけでもいいので。そして、自分の至らなかったところを思い返し、修正する。

聖書だと勉強会もされますね。
「家庭でできる自然療法」の勉強会をしてもいいかもしれません。

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