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時差ボケ

2022年8月20日。

雨が降り始めたマリンステージ。雨女でごめんなさいって思う。
SEはPhoebe BridgersのKyoto。(しかわからなかった)
会場を見渡して、全員the 1975を観に来たんだなって。2019年周りは違うバンドのファンばかりだったから…。



3度目のthe 1975。rectangleは降りてこない。
サックスとピアノの中にぼんやり浮かぶ華奢なシルエット。
2013年のsonic stageを思い出す。
いつものthe 1975に負けない緊張感のあるオープニング。
モニターにはスーツにサングラスでタバコを吸うMatty。
恋に似た高揚。


TOO SHY
反射的に全てを思い出す。
the 1975だ。
踊るように歌うMattyと気持ち良く響くサックス。


LOVE ME
チャーミングで愛すべき存在。
Mattyが魅力的過ぎて他に何も目に入らない。


CHOCOLATE
会場の熱が一気に上がるがわかる。
それでも涼やかで音がキラキラしてる。
はじめて聴いたthe 1975の曲。
アコースティックバージョンはたぶん一番聴いてる。


ME & YOU
胸がキュッとなる大好きな曲。
愛おしそうに歌うMatty。
なんでそんなに優しいの。
最初シューゲイザーアレンジか?って思ったら機材トラブルでした。


TOOTIME
みんなの中にいるjaiy twinsが踊り出す。会場の一体感で泣きそうになる。音楽になれる曲。


IT'S NOT LIVING
イントロが始まった瞬間気持ちが先走る。
selling petrolはまさかのMattyのセルフコール。


PARIS
まさかの選曲。
Mattyのお気に入りの曲らしい。
このまま眠りに付きたいぐらいの心地よさ。


HAPPINESS
新譜からはPart of the bandが好き過ぎてあまり聴けてなかったから、この曲の思い出は全てサマソニに捧げました。


ROBBERS
最初の一音で全てが一気に蘇る。
まさかやってくれるとは。
大好きだけど息が詰まりそうになって苦しいから一緒に叫ぶしかない。

この辺でMattyが歌詞変えた?っぽくて本人含めメンバー全員が暫く笑いが止まってなかった。微笑ましいな。


CHANGE OF HEART
幸せなやばめの夢の中にいるような感覚。
この辺でMattyがたばこたばこって探し始めてたような。水筒に入った日本酒?飲んで。
人間臭いダメな感じが愛おしい。
後ろの男性が俺も呑みてーって言ってたのがツボでした。
This is one of the craziest things we have ever done in our life.とMatty。いやいやこっちのセリフです。


I'M IN LOVE WITH YOU
観客の反応を気にしているMatty。
初めて聴くのに一緒に歌えるような曲。愛しかなかった。日本でお披露目してくれてありがとう。


SOMEBODY ELSE
やはり2ndからの曲多い…この長い邦題が脳裏に浮かぶ。身体に入り込んでて音楽が脈打つ。
fuck that get money Tシャツ欲しいのよ。
ライブで聴いてめちゃくちゃ好きになった曲。


LOVE IT IF WE MADE IT
今この時代に必要な曲。
2019年の時はConsultation〜叫んでたけど、今回は立ってるのでいっぱいいっぱい。
両手を広げて受け止めるMatty。
倒れ込んで、最後の叫びで硬直して動けなくなった。


PEOPLE
爆発。
動けないって言ってたのに。
2019年のreadingの配信を観てからずっと夢見てた。もうこの辺記憶ぶっ飛んでる。


I ALWAYS WANNA DIE
ちょっと休ませて周りの人と喋っててと言うMatty。そんな余裕あるわけないじゃないか。
イントロが始まった瞬間、反射的に涙が流れていく。2019年は日が沈んでいく中、同じように涙した気がする。
もうどうにも震えが止まらなくて顔上げることができないほど咽び泣いてしまった。



THE SOUND
泣いてるのに踊るしかないじゃないか。
love itからの感情の振れ幅で死にそう。
fuckin jumpで周りを観た時
一緒に居てくれた人も楽しんでる様子で。多幸感とはこのこと。


SEX
初めてライブを観た時、この曲で落ちた。大好き。原点。
頭がクラクラして麻痺する。一音も逃したくないのに。でもこの曲がラストの曲だって思ったから終わらないでって想いでいっぱい。


GIVE YOURSELF A TRY
アンコール、guysかsincerityかと思ってたからびっくり。え、また始まるの?って感覚になる。でもそそくさと去るMatty。
花火のせいか。花火に浸る余裕なんてないよ。



2013年の始めから9年、
最愛バンドが解散しちゃって音楽とどう向き合っていいか分からないなか出会って
何があってもthe 1975だけはずっと空気のように聴いていた。
生活でした。今でも。
人生後悔することも多々あったけど、改めてこの日、この9年間を愛してもいいんだなって思った。
ありがとうthe 1975。ずっと創造し続けてほしい。


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