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神話崩壊!

思い込んでいた。

テレビは楽しいと。

テレビは嘘をつかないと。


歯医者になった中学生の時の友だちに言われた。

「歯磨き粉をつけるときは、小指の先くらいつけて磨けばいいから。」
「それ以上つけて磨くと、歯が削れちゃうから…。」



神話崩壊の瞬間だった。


知り合いに話した。


「あいつ、あんなことを…」

白い目で見られた。


神話は生きていた?

それとも、ボクに対する彼の信頼度が低かっただけ?


刑事ドラマを見ていた。

追い詰められた犯人は、交差点で右に曲がるということを刑事が言っていた。

違う刑事ドラマをみていたら、追い詰められた犯人は左に曲がると言っていた。


神話崩壊!

警察からの指導が入ったのかしらないけど、テレビの言うことを、信じられなくなりましたよ。

「バトルフィーバーJ」という特撮番組でバトルコサックが殉職した。

子供に「お兄ちゃん、血の匂いがする」といわれたので、バトルスーツを洗濯に出していたところで、敵と遭遇して、雑魚にマシンガンで蜂の巣にされたのだ。

そのことを、同系列局の番組では「きれい好きなバトルコサックはバトルスーツを洗濯に出したところを敵にあってマシンガンで蜂の巣にされた」と、はしょって紹介して笑っていた。


気分が悪くなった。


テレビがますます嫌いになった。


近所の薬局のおばさんに聞いた話がある。

その人は昔、全国で一番の健康優良児だったという。

だが、芸能人にその座を奪われてしまったという。

だから、テレビも芸能界も大嫌いなのである。

テレビ発祥の地に生まれる必要もなかったよね。


おしまい。

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ブルーライト浴びすぎてないですか? ファミコン1日1時間、パソコン1日好きなだけといいます。 そんなに書けないけど・・・また読んでください。