否定

今日、男の友達としては最後の一人と別れた。
前に書いたものに登場した高学歴な人だ。
仕方がないことだった、彼とは親友になれると思っていたのに。

引越しをしてから、家を訪ねてくれた友は、彼のみだ。
が、「集合住宅」に住んでることを考えず、いつまでも帰らなかった。

あるとき、勇気を振り絞って、それを打ち明けたが
「帰れといわなかったでしょ」ときり返された。
一人暮らしも経験したと思われる彼が、そんなことを言うとは・・・


大学を3年で、やめた理由は「精神疾患」になったから、らしい。
就労支援施設のアルバイトに来て知り合い、趣味が同じだから仲良くなったけど、共通の知人は「彼が、薬を飲んでいない」ことを教えてくれた。
それでも、ボクには必要な存在だったから、多少の難も我慢した。

ボクに「言っても聞かないところがある」といったのは彼だ。
そんなことを言ってくれるのは彼くらいだった。

もうひとり友がいたが、その人も「精神疾患」を患っていた。
結婚相手も、同じで「子供は作らない」と宣言していた。
彼は、守りに入ったようだ。
「遊びに来るよ」とか言うわりに来なくて、電話にも出なくなった。


「就労支援施設」の移転、そこで運命がかわったようだ。


「後述の友」は仕事先を変え、「最後まで残った友」は離職した。
その後は12時まで寝てる生活、しかも職も探さないのである。
たしかに、その友は「スタイル」「顔」もよく、大学も法学部で
人から羨ましがられる条件がそろっていた。

どうしても「妬み」が強い日本では、就職試験を受けても
就職が簡単に決まるはずもなく、「トイレ掃除の職」も経験したらしい。
いろいろな知識があり、運動能力も性格も悪いほうではない彼であっても。


昔の写真に比べて顔が変わって見える、薬を飲まないからか?


「自分は、兄には勝てない。何をやっても・・・」と言ったことがあった。
普通に仕事をして、結婚して、子供を育てる。
それをしているお兄さんに、勝てないらしい。

「能力的に優れていても、何かを信念を持って継続できない」
そんなような意味のことも言っていた。
世の中、学歴だけじゃないということだろう。


ボクと同じで「人ごみが嫌い」だった、彼。
麻雀・ゲームが好きだったところも似ていた。
人にものを教えるのが好きでもあった。


ボクは彼に提案した。
「3ヶ月くらい、仕事が継続できたら、また友達になってもらえないか」
「そのころ電話するから、それまでは電話しないから・・・」と。
・・・彼は承諾した。

きょう電話したら「6か月くらい先に電話があると思った」と言った。
「金がなくて、ポイントが貯まってるけど、登録の仕方もわからないから」
と言っても「好きなときに電話されても困る」と言われた。
「もう、いらない」と思った。


「ボクが頑張ったら、それに感化されて彼も頑張るだろう」そうも考えた。
電話したのは、緊急事態だったからである。
12時過ぎまで寝ていて「起きてもすぐには、頭が回転しない」と言う彼に
電話のタイミングが早かったかもしれないが、言い訳が過ぎると思うから
もう、別れを決意した。


彼には、遊び友達もいるし、相手にお金を出させてもいる。
彼もそのうち立ち直れるだろう。
そう信じているよ・・・


ボクはむかしのように、女性の意見に従って生きていくのかもしれない。
「つとむちゃん・つとむちゃん」と言われ、疑うこともせず
甘えていた、子供のころのようにだ・・・

でも、母は亡くなったけど、自分の信じる道は貫けるようになったから。


ブルーライト浴びすぎてないですか? ファミコン1日1時間、パソコン1日好きなだけといいます。 そんなに書けないけど・・・また読んでください。