これまで、知性主義と反知性主義の対立が存在し、後者はあくまでマイノリティであり、愚かな人々の支持を集めても社会は変わらないと考えられていた。

しかし、新たな理解が必要な時がきている。反知性主義がインターネットから現実に逆流入して、世論の主流を形成するリスクがあることが、ハッキリしつつある。

「知性主義」勢力がヘルパーT細胞のように反知性主義を粛清できる時代は終わった。

彼らはショッカーように次々と湧いてくる。

斬れば斬るほどに、むしろ”あちら側”のボスの（共通の敵認定の印象強化という形で）の養分となる。まるで扇動者たちがそのような戦術や戦略を編み出したかのように見えるが、

…彼らはファシストなのだろうか？

まだはっきりとは言えないが、人々の感情が劣化しすぎて、その劣化した感情で全員が団結しているような気がしてならない。

ふりかえると、どうも、パンデミックの最中に地獄の門が開いたような気がするのだが。ガーシー旋風とか、あのあたりから。