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「家のお守りBOOK」が提供できるもの

こんにちは。
日常キロク製作所です。

梅雨に入り、お天気もなかなか安定しませんが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日は、「家のお守りBOOK」をつくることで、
どんな変化が期待できるのか、どんなことを提供できるのか、
少しお話したいと思います。


1.安心感 / 前向き / 温かさ / 区切り

一番にお伝えしたいのは、この心理的な変化です。

楽しい日も、悲しい日も、つらい日も、
受け入れてくれた、この家、この部屋。
引っ越しをするとき、家の取り壊しをするとき、
この空間に流れていた日常とは、お別れになります。

私はいつも、このお別れが、寂しくて寂しくて仕方がありませんでした。

耐えられなかったのは、祖母の家を解体するとき。
ここで過ごした数々の思い出と、もう2度と過ごせなくなるという事実に涙がとまらず、
せめて、ここでの思い出や空間の記憶を、手元に残したいと思いました。

作ってみて、変わった変化。
まず、「ここに、記録は残せた」という安心感。
これを開けば、あの頃を感じられる!という安心感は、想像以上でした。
ひらけば出てくる思い出の数々、心も温まり、これからの日々にも前向きになれます。
私にとっては、これからを生きる“お守り”のような存在です。

安心感のおかげで、「区切りをつける」こともでき、
取壊しに対しても、前向きにとらえることができました。


2.思い出の整理

記録を作成するには、過去の写真や思い出の品々を見返すことから始めます。
そこには、忘れかけていた大切な思い出がたくさん、つまっています。

特に、膨大にある写真の整理は「きっかけ」がないとなかなかできないもの。
お守りBOOKの制作を是非、整理のきっかけに。

お話を伺いながら、地図や年表を作成したり、図にまとめたり。
日常記録研究家、家の思い出整理士、宅建士、
写真整理アドバイザー、自分史活用アドバイザー
としての知識や、不動産業での経験もフル動員で、
思い出整理のお手伝いをします。

3.コミュニケーション

家のお守りBOOKは、コミュニケーションのきっかけにも。
久々に家族が集まるときに、友達との集まりに。
子供に思い出を話すとき。

こんな家、こんな街に住んでいたんだよ、
ここでこんな思い出があったね、このお店、よく通ったよね!
などなど。
盛り上がること間違いなしです。

デジタル×アナログのバランス、
文字と写真、図、などのバランスも、何度も検討を重ねて
振り返りやすい、何度も見返したくなるデザインにしました。

4.「ホンモノ」を残す

制作する上で大切にしたいことの一つが「ホンモノを残すこと」です。

美術館や博物館でも、「ホンモノ」があると一気に現実味が増して、
テンションがあがりますよね。

ホンモノに触れると、歴史のロマンがずしんと伝わります。


歴史をダイレクトに感じることのできる、
「当時使っていたもの、そのまま」を、
一緒に綴じこむ工夫をしています。

手書きの文字や声も、温もりを感じる大切な思い出。
残したいことや、想いもお聞きして、
ひとつひとつ、オーダーメイドで作りこみます。


…他にも、まだまだ、お伝えしたいことがあるのですが、
長くなってきましたので、本日はこのあたりで。

今日も、貴重なお時間割いてお読みいただき、有難うございました。

また来週、お会いできることを楽しみにしています。

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