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河村市長 記者クラブに「村瀬市議離党時文書 記者クラブから市議に流出したのはよくないことであると」

23/11/13に行われた、河村たかし名古屋市長定例記者会見(第2部)で、23/10/26村瀬きよみ名古屋市議が市政記者クラブ宛に配布した減税日本に対する「離党届」が、記者クラブ受付印が押されたまま横井利明市議がブログに載せた件について、記者クラブに「記者クラブから市議に流出したのはよくないことであると」と述べ、中日新聞記者は「各社よくないことと、クラブとして認識している」と述べました。

・THE PAGE 名古屋・河村市長が定例会見(2023年11月13日)
 44:09-46:33
 https://www.youtube.com/watch?v=uPWdPJr0Sok
・23/11/13 河村たかし名古屋市長定例記者会見(一部)
 名古屋市民オンブズマンによる、半自動文字起こしアプリによる文字起こし(一部)
 http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/231113-1.pdf

本件について、記者クラブ総会を開き調査したものの、どの社が流出させたか不明とのこと。


本件については、村瀬市議本人の意向がまったく不明なのでなんともわかりません。
一般論として、名古屋市民オンブズマンは何十回と記者クラブで記者会見を行っておりますが、記者クラブ配付資料は記者クラブのみに配布しているつもりは全くありません。どこに資料を転送されても問題はありません。(むしろ全てホームページで公開しています)

本件は、村瀬市議が記者クラブに無断流出されたと怒っているのであればともかく、なぜか河村市長が怒っているのが大変不思議です。

ネット上に本件文書が数多く転載されており、その中で、「様々な場面で、民主主義を標榜する河村たかし氏が、自分の政治、政策の同志の集まりである減税日本の内部において、ことごとく民主主義を怠り、独断で物事を進めていた」「これまでも名古屋城天守閣木造復元に係るバリアフリー対策をはじめ、政治集団の根幹に関わる政策さえ、党内で議論されたことはありませんでした」と記載がありました。
また、村瀬市議は「減税日本内部のガバナンスや人間関係も影響」し、療養中であることも明らかにされました。

これはまた、自らの都合の悪いことを棚に上げ、相手のごく小さなミスを執ように責め立てる「河村話法」ではないでしょうか。

河村市長は、記者クラブへの攻撃の前に、以下説明すべきです。
・減税日本内部での、名古屋城天守閣木造復元に係るバリアフリーの議論の経緯と結果
・減税日本としての、バリアフリー対策の現状
・村瀬市議が療養中であることに対する、自らの責任

記者クラブも市議も、いい加減「河村話法」を認識し、毅然とした態度を示すべきではないでしょうか。


・名古屋市民オンブズマン 名古屋城問題ページ
 http://www.ombnagoya.gr.jp/tokusyuu/goten/index.htm

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