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とうはくアゲイン

先日に人生2度目の東京国立博物館に足を踏み入れた。
今回の目玉は、本阿弥光悦展
名前は、多分受験勉強で知った。

日本のダヴィンチみたいな存在。
(ざっくり)
まあ、マルチタレントなのだろう。

通常展は、会話はできる
(小声ではあるが)
が、本阿弥光悦展は、会話は控えろとの掲示があるではないか、、、

ゆえに、皆さん
シーンとしたなかで進む、見る

刀に書に器に、なんだか凄いが
いまいち響かない。

誰も声をあげないから、何がおすすめかも手探りだ(ガイドを見たり、スマホいじれば直ぐわかるが、面倒だった。)

よくわからないものを、よくわからないまま、有り難がるふりをしながら見ていく、、、

晩年の身体の衰えに嘆く光悦の書は
響いた。

結局誰しも老いには勝てない
悩むのだと。

作品よりも、そのグラグラしだした晩年の字体にわたしは見入った。

2度目のとうはく、なんだかふわふわしたまま、上野を後にした。

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