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今日の夢日記

 教職員専用エレベーターを使うしかない。
その時授業に遅れると判断したから、俺はすでにボタンを押していた。
入り口が開くと、こんなにも狭いのかと疑問に思いつつ右足から踏み込む。
なぜか23階を押していた。
そんな高い所の教室で授業なんてない。
だから、教室には階段を使って降りればいいだろう。
 
 そんなことを考えている中で、エレベーターの中で自分がいる位置がおかしいと気付いた。
ここにある席に座ればいいのか?
そもそもエレベーターに席がある事自体おかしい。ぐんぐんと上昇するエレベーターは23階に着いた。開く直前に、聞き覚えのある声がした。
俺が降りた瞬間に、あいつは隣のエレベーターに乗った。そしてこう呟いた。

「はい!進級保留〜ヘッヘッヘ」

おかっぱ頭で顎ひげのある担任教師。
1番嫌いなアイツの顔を見てしまった。

 ここで俺は目を覚ました。
もう卒業して随分経ったのに、いまだにあの声が残っている。音の高さ、話し方、いやらしい目つきとふてぶてしい態度、短いTシャツから見えるたるんだ腹。本当に嫌いだ。
今朝は夢見が悪いから、4時半で起きることにした。

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